2022-02-08

幸運だった  ǸО 8819

青のシンフォニー喫茶店でモーニングタイムの時に読んだ新聞の記事に目が留まり、そのまま自宅に戻らず寺田町駅へ行き、環状線で天王寺に着き近鉄阿部野橋駅から「青のシンフォニー」に乗って橿原神宮の博物館へ行った。

世紀の大発見として知られる高松塚古墳のカラー絵巻が見たかったからで、き発見時の記者会見経て次の日の一面に白黒の写真が掲載されたが、数日後に朝日新聞の一面にカラー写真が掲載されて全国に存在している考古ファンが動き始め、現地は銀座みたいな状態になったことが知られている。

朝日新聞のカラー写真は「スクープ」だと言われているが、どんなルートで流れたかは不明で当時はミステリーみたいに話題を呼んでいた。

橿原の博物館へ行ったのは高松塚の古墳にあった物が展示されているのを見たいからで、カラー写真の壁画もカビの浸食から保護するために陶板で焼いて残されているのが展示されていた。

天平の女性の姿を描いた壁画はまさに国宝級の存在で、後世に残して語り継がねばならない、こんな展示が見られるなんてなんと幸運だと思って帰って来た。

スクープと言えば昨夜のNHKテレビで採り上げていた国松長官の狙撃事件をドラマ化していたのは見応えがあり、真犯人が分からない中、獄中の人物からNHKへ手紙が届き、知らなかった裏側の話が現実的に取り上げられていた。

もう公訴時効になってしまった事件だが、公安が「オウム真理教」の犯行だと判断していた構成もリアルで手紙を送った人物に扮した「イッセー尾形さん」と原刑事に扮した「国村勇さん」の熱演も素晴らしく、過去によく似たドラマを観たことがあったので興味深く観た。

ドラマの内容からすると、獄中から手紙を送った人物が真犯人に見えるし、特殊な銃と銃弾をロサンゼルスで購入した事実も突き止めていたのに「オウムの犯行らしい」と時効にしてしまったのが不思議に思えた。

警察庁のトップが狙われたテロ事件で社会が騒がしくなったことを憶えているが、地下鉄サリン事件のすぐ後の出来事で、その後に一色村に起動隊出動し、麻原を逮捕したことをリアルなニュース映像で流れたので憶えている。

往路は「青のシンフォニー」だったが、帰路は「さくらライナーだった。橿原神宮駅近くにある博物館へはもう3回行ったことになるが、前回はシリアの遺跡の修復展示だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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