2003-12-26

火 龍 ?   NO 647

発信を1回失敗したら、号数が噛み合わなくなりました。そこでお詫びと練習を兼ね、テストバージョンとしてちょっと早めに発信することにしました。

 添付した写真は、23日に開催された町の行事。自転車にリヤカーというユニークな「そり」ですが、町のおじさんたちの力作だったトナカイがユーモラス。子供たちに大人気となりました。

 さて、自宅のすぐ近くのお風呂屋さんから、年末年始営業の広報張り紙の制作を依頼された。

 パソコンに詳しい女性スタッフが全員作業中で、別の女性が担当したが、途中でトラブルが発生し、手の空く夕方にやり直すことになった。

 外が暗くなり始めた頃、パソコンに長けた女性が制作を始め、やがて完成ということでプリントアウトして確認したら、さあ大変。文字のミスが見つかった。

『よもぎ風呂』『酒風呂』『「ゆず風呂』などの他にあった『火龍風呂』だが、「火龍風呂って何っ?」という疑問が発端。

 この銭湯に通っている私、それが「唐辛子」の成分が入った湯だと説明すると、「火龍って、何か怖い『感じ』が」と言った女性の言葉が発見のきっかけ。

 渡されていた下書きを見ると「火龍」は合っているが風呂ではない。そこには「薬湯」と書かれてあり、「火龍薬湯」が正しかったのだ。

 風呂という文字が3つもあり、火龍にも勝手な思い込みで「風呂」を付けてしまったよう。

 「感じ」で発見できた「漢字」違いのハプニングであったが、そのまま「火龍風呂」なんて張り出したら話題になっただろうし、恐ろしくて誰も来なかったという危険性もある。

それより恐ろしいのは勝手な思い込み。いつも「?」を抱き、プロだから「羞恥心」、そして、もしもという「if」を大切にしろと唱える私の三原則だが、まあ、発見に至ったのだしクリスマスの日に因んで許すことにした。

 そうそう。クリスマスで思い出したが、夕方、公休だった弊社の本部長が顔を出した。手にはケーキの箱がある。それを見た女性スタッフたちの声色が変わる。

 彼は、彼女たちの好みを的確に掴んでおり、中にはチーズケーキが入っていた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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