2021-09-20

思い出したこと  ǸО 8886

じおらま崩壊 猫パンチ  前号の写真は2年前に行った三朝温泉で撮影したものだが、いつになったら温泉旅行が出来るのかと気を病んでおり、ずっと続いている「巣ごもり」も限界になりつつある。

今日は敬老の日で、インターホンが鳴って出たら隣の奥さんで、地域で配られている「赤飯」を頂戴した。

そんなところから、夕食は「赤飯」ということになったが、前号で触れた鉄道館食堂のことに興味があり、深夜にネットで調べたらびっくりする物語があった。

食堂を営業していたが、ある時に弱弱しい声で鳴く子猫を発見し、店舗で哺乳瓶でミルクを与えていたら、数日後に親猫らしいのが玄関で鳴くことに気付き、店舗内に入れて餌を与えていたそうだが、猫を店舗において自宅へ帰ったら、次の日に戻ったら店舗内の自慢のジオラマが崩壊されていて驚かされたそうだが、それは猫達がゴジラみたいに行動したからだった。

ジオラマはオーナーさんのご自慢の手作りで鉄道の本格的なジオラマで、かなり高度なレベルの世界だった。

社会の流れにコロナ禍が深刻で、徐々に売り上げがダウンして危機状態にあった。そんな中で猫がゴジラみたいにジオラマを崩壊させる映像を公開したら、「面白い」と話題になり。新聞やテレビ番組で紹介されることになり、全国の猫ファン達が来店されるに至り、経営が著しく好転したそうだ。

寺田町駅のすぐ近くなので近々に行ってみようと思っているが、そんな話から思い出した出来事があった。昔に在住していた時に冷蔵庫の裏側から猫の鳴き声が聞こえ、徐々に弱弱しくなってきたので冷蔵庫を除けたら、猫の鳴き声は壁の向こう側からで、仕方なく工具を揃えて壁に穴を開けた。

果たして猫を発見したが生まれて間もない子猫で三毛柄だった。妻が哺乳瓶とミルクを買って来て与えていたが、ちゅうちゅう飲むしぐさは可愛いもので、そのまま我が家の飼い猫となった。命名した名前は「ノンタン」で、家族の一員のような存在になっていた。

ある時、真っ黒な猫が我が家にやって来て居ついてしまった。野良猫みたいだったが、よく外出するので気になっていた。そんな気掛かりが現実となった。黒猫が飛び出して道路の向こう側へ行こうとした時、ノンタンが後を追っ掛けて飛び出し、車にはねられて即死してしまった。

小さな棺を用意し、大好物だった鰹を入れてお別れをしている時、深いご仏縁のあるお寺様が来られ、「なにをされているんですか?」と聞かれたので事情を説明すると、「私が供養をいたします」と言われ、小さな位牌に「ノンタン」と戒名を描いていただき、30分ほどお勤めをいただいたので涙が出た。

現在我が家に30年近くいる猫が存在するが、もう五代目になる筈で、妻が生野小学校の近くで拾って来た物だが、我が家に来てから数日後に生野小学校の付近で同じ柄の猫を発見してびっくりしたことを憶えている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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