2021-03-28
不思議な思い出 NO 8731
数日前テレビの時代劇の再放送「鬼平犯科帳」を観ていたら「きつねの嫁入り」のストーリーになっていた。好天なのに雨が降るような事象を言うのだが、これらは全国各地に伝わる話題であり興味深いものがある。
4才から小学校2年生までを過ごした伊勢の地で、自宅から見える山の中腹に提灯行列みたいな後継を何度か観た記憶があるが、母が「きつねの嫁入り」と言っていたことを思い出した。
幼い時代の郷愁かも知れないが、今でも不思議に思っている。母と近くの川へ洗濯に行った時、下流のよどんだ水面に直径2メートルほどの右藁帽子が浮いており、それを母に告げたら一瞬にして消えてしまい、母は「タヌキに化かされた」都行っていた出来事も憶えている。
これまでの人生にあって不思議な出来事が何度かあったが、青春時代に林寺の付近を友人と歩いているT、に沿い側の家の屋根に火の玉みたいな者が飛ぶのを目撃。しばらくして自宅に戻ったら、そのお家から葬儀の依頼があってびっくりした。
それがあるので私は「火の玉」の存在を否定しないが、この仕事に従事している際、霊魂の存在を意識しなければ儀式が成り立たず、「霊魂のあるなしを問わず」という親鸞聖人のお考えに迷った時代も懐かしい。
いい仕事が出来たと思う際、裁断の遺影を観ると表情が喜んでおられるように見えたことあるし、そんな仕事絵をしようと常々心掛けていた。
さて、友人の弟さんが公務員を定年退職され、ずっと南岸だった「ハーレーダビッドソン」を購入され、全国各地へ行かれることを始められた。
私もこのオートバイには昔から憧れを持っていたが、大病を患って叶わなくなった。ずっと心残りとなっている。
ハーレーダビッドソンのエンジンの独特の響きは誰もが知っている筈だが、昔はサイドカーを目にすることも少なくなかった。
中学校3年製になった湯治、クラスの中に原付の運転面Kと賞を取得した人達も多く、ホンダの「カブ」や「スーパーカブ」の話題が尽きなかった。
当時の憧れの単車はホンダのCB・CLの250CCで、ヤマハの250も人気が高かった。
50CCでも「ランペット」と喚ばれるスポーツタイプの人気が高かったし、ライラックという名将のオートバイは「チェーンのないオートバイというキャッチフレーズがあった。
駆動システムを自動車のようにギアで構築されていたものだが、エンジン音が独特だったので印象に残っている。忘れられないのは「メグロ」というメーカーの短期等の単車で、ハーレーダビッドソンのようなエンジン音を響かせていた。