2019-08-31
おかしいのでは? NO 8566
数日前に有馬グランドホテルから情報誌が届いていたが、今日は長崎県雲仙温泉「宮崎旅館」からDMが届いた。長崎県や佐賀県は記録的な豪雨の被害で大変だろうが、初めての週末に多くのボランティアが集まっているニュースに少し心が安堵しながら、我が国の素晴らしい民度の一面に嬉しく思った。
雲仙温泉、嬉野温泉、呼子にも何度か行ったが、自然災害の恐ろしさは世界中で発生している事実があり、平均気温が2度上昇と異常気象から干魃が多発し、農作物の収穫が激減するところから飢餓という深刻な問題もあると専門家が指摘する論文もあった。
おかしなことに「おかしい」という声を揚げ、是正する行動をしなければ社会は弱者が虐げられてしまう。
外国旅行に行くと感じることに機内で「優先パス」を貰うことに強い抵抗感を覚える。ファーストクラスやビジネスクラスを利用すると貰えるもので、入国審査などが優先レーンを利用できるというものだ。
空港のラウンジは航空会社が管理しているものなので問題はないが、入国審査や出国審査で優先レーンとはおかしいと思っている。言わば公的な場所であり、平等である筈の順番が飛び越されるのは間違っていると考えている。
この「優先パス」でシドニー空港で乗り継ぎ便に間に合ったこともあったが、日本航空で到着してからカンタス航空の国内線パース行きの便の出発まで1時間半しかなく、国際線ターミナルビルから国内線のターミナルビルまでは専用バスを利用することから慌てたが、何とか搭乗口に到着出来て間に合った。
もしも「優先パス」がなければ次の便になっていたと想像するが、誰がこんなおかしなサービスシステムを考え世界的に流行させたのかと興味を抱く。
空港のラウンジから優先レーンで保安検査を受けるサービスもあるが、これもおかしいのではと思っている。
国内線でもプレミアムクラス限定のラウンジや保安検査レーンがあるが、ラウンジは理解出来ても保安検査の優先は公的な場所であると考えるべきで、一考するべきと伝えたい。
過日の北海道旅行で往路の函館行きの保安検査で「ピー音」で身体検査を受けたが、復路の千歳空港ではポケットの中身を全て出しても「ピー音」が鳴るので参った。
私はいつも「ピー音」が鳴ることも飛行機嫌いの一つだが、やはり恐ろしいのはヒューマンエラーで、機長が飲酒状態で操縦するなんて考えられない事象で嘆かわしい。
飛行機の話題に触れたところで、過去に何度か提言していたことがある。それは航空運賃の予約割引の問題で、早割なら恩恵が受けられるのに、当日に搭乗する場合には正規料金になってしまうことで、お通夜や葬儀に参列する場合は特別に当日割引を設定するべきで、会葬礼状の添付や担当葬儀社の証明があればというシステムの構築である。
交通機関の運賃に関しては国家機関の許可制ということもあるが、政府が国民のために提案すれば歓迎されるだろう。
夏が終わると秋の訪れとなるが、あちこちの紅葉を見学する旅の企画も目立って増えている。今日の新聞広告に「日本最長5481メートルの感度体験 苗場ドラゴンドラ」の利用で「奥只見湖」「八海山」「谷川岳」などの紅葉を目的とする「上越紅葉絵巻」という企画があった。「2泊3日で7食付き!」とあったが、「食欲の秋」を彷彿するキャッチコピーだった。
「ミステリー企画」もあって往復1400キロ以上の空の旅とあるが、「贅を尽くした大人の極家宿」と表記されているが、その行き先は不明でミステリーツアーとなっていた。
神戸発の「飛鳥2クリスマスチャータークルーズ4日間」もあった。初めの2日間は船内泊で、3日目は横浜ロイヤルパークホテルを利用し、箱根を観光して三島駅から「こだま」のグリーン車で戻ってくるコースだが、他に「東京帝国ホテル宿泊コース」や「星野リゾート界 伊東宿泊コース」もあった。
そんなことを書いていて思い出したのがJRの「ジパング倶楽部」の「継続更新」を未だしていなかったことだ。期日を過ぎると新規会員となってしまい、3回目まで2割引になってしまい、現在の3割引が受けられなくなる。取り敢えず更新費用を振り込んで継続だけしておくことにする。
今日の写真は5年前のオーストラリア旅行の際に往復利用した日本航空のビジネスクラスの機内だが、これは復路の成田へ向かう772便で撮影したものである。