2018-12-07
弱りつつあっても NO 8395
昨日にも医院へ行った。レントゲン撮影でチェックと今後の生活で気を付けることを指導されたが、恐らく通院する患者さんの中では私が一番多いと想像している。
健康保険料と処方される薬だけで4万円近くになるが、考えたら健康保険の恩恵に感謝をしなければならない。
九州へ行く前に愛媛県松山市から高価な「オレンジ」が届いていた。毎年頂いているので恐縮しており、来春までに道後温泉に行って再会を果たしたいと思っている。
深いご仏縁に結ばれている坊守さんから「お米」をいただいた。誕生日が妻と同日なので長いお付き合いがあるが、ご住職と私も同学年なのでこれからの互いの健康寿命を考えなければならない。
商店街の和菓子店の前を通るといつも「御餅」を購入したくなるが、いつもダイエットのことを考えて我慢していたら、今日は友人夫妻が大好物の「御餅」を届けてくれたので久し振りに美味しく頂いた。
正月の「お節料理」は病的な偏食があるのであまり嬉しくないが、「雑煮」は大好物で新年を迎えると体重が増えることになる。
現役時代に多くの高級ホテルと関係していたところから、大晦日になると立派な「お節」を届けてくれ、多い時には6つもあったので友人や知人にプレゼントすると驚かれた。
著名な和食の料理人やシェフと呼ばれる人達の物なので驚く程手が込んでいるが、余りにも勿体ないので4年目からご辞退するようになったら、友人達から「今年はないのか?」と催促されて落胆させたことも懐かしい。
ここからは久し振りに「幸せ列車」から「10年前の独り言」を転載しよう。
師走の雑感から NO 2324 2008-12-06
前日とは急変した金曜日の天候、朝方から強い雨が降り、風が強くてマフラーなくして外を歩けない寒さだった。
今日の土曜日は、あるお寺の本堂で行われる会合へ出席、夜は宗歌を唱和してから毎年恒例の忘年会となる。
ご住職ファミリーと檀家総代さんをはじめ、多くの檀家さん達が出席されるが、今年は総代さん達の中でご逝去された方々があり、お念仏でお偲び申し上げる式次第も組み込まれるだろう。
さて、日々の新聞記事に犯罪の多さと内容が驚くほど悪質になった傾向を感じながら憂いを覚えるこの頃である。
家族の一員が犯罪者となった場合の衝撃は想像以上のようで、何度か学んだ心理専門研修会での分析結果でも衝撃度の高さは人が人生で遭遇する悲しい衝撃の中で第三位にランクされるほどであった。
因みに、これまで何度も書いたが、第一位は「夫婦間に於ける子供の死」、第二位は「伴侶の死」であり、第四位は「身近な人の死」となって、ここに両親、兄弟、朋友や親友の死という分析結果が出ている。
そんなところから、罪を犯して「刑の確定」となったら家族は大変である。子供が犯罪者と考えるだけでも辛くて悲しいものだが、最近に多い轢き逃げ事犯や学生の大麻問題などがどれほど親不孝なことかを考えたいものである。
葬儀という仕事に長く従事してきたが、中にはダブルパンチという親不孝なケースがあったことも少なくなかった。喪主を務めなければならない息子が服役中 で、親の葬儀に参列されないということも何度も体験したが、服役している本人も「何と愚かなことを」という嫌悪感の再認識に陥り、自身の「親不孝」の極みに地団駄を踏むことになってしまうのだ。
最近に目立って増えてきた親子間の殺人事件なんて最悪で、そんなお通夜や葬儀の際の光景がどれほど嫌なものかは想像出来るだろうが、中には興味本位だけで弔問や会葬に来られる人達も存在するので悲しいところである。
ある「家族葬」ご希望の事前相談だった。打ち合わせ中に何か触れてはならない問題が秘められているような気がしてならず、アドバイスの終わりに「世間に は、最後の親孝行というお考えもあるのですよ」とやわらかく申し上げたら涙を流され、それはあたたかくて素晴らしい葬送の儀式に変更されることになったことも最近にあったが、それは、終わってからの心残りや後悔が生じないようにと願う、我々プロデュースの大切な仕事なのである。
誰の人生 にも「後悔」というものが何度も生じるものだろうが、それが所謂「塀の外と中」では大違いだし、世間で一般的に言われる「娑婆」にあっても、他人を悲しませることだけは出来るだけしないようにありたいもの。後悔に至ることなく「反省」の範囲内で済むこと、そこに「人生のプロ」「仕事のプロ」という誇りが生まれるような気がする。
今日の写真は過日に食べて来た柳川の「うなぎ料理」を。