2018-05-06
卓球のこと NO 8192
世界卓球の決勝戦の日本選手を応援したが、改めて中国の高い壁に驚いた。
ラケットのラバーも進化しているようだが、遠い昔はスポンジだけの時代もあったし、「一枚ラバー」と呼ばれた表タイプのスポンジなしというのもあった。
私も25歳頃まで卓球をやっていたが、ラバーの銘柄で「バタフライ」「YASAKA」「テンペスト」「アームストロング」などを記憶している。
社会人時代に練習試合でインターハイ団体戦優勝した高校と対戦したことがあるが、対戦した私の相手にびっくり。何とラバーを貼っていない板ラケットだったので、相手から返球されるボールの変化に戸惑い、やがて気が付いたのが回転を掛けるとそのまま返って来るということで、出来るだけ回転を落として対戦したらうまく対応が出来、相手監督が想定外になったみたいだが私が勝利した。
当時はペンホルダーのラケットが主流で、中国も丸形のラケットを鷲掴みするペンホルダーだったと記憶するが、同年代の長谷川選手が当時には珍しくシェークハンドの攻撃型だった。
氏は数年前に関東でトレーニング中に倒木の下敷きになって急逝されて衝撃を受けたが、我が日本の選手のレベルがアップしたことを喜んでおられるだろうと拝察する。
私の卓球人生の中で忘れられない思い出がある。ある大学を訪れて練習試合をしていた時、男子卓球界のレジェンド的な存在であった「星野展弥氏」がやって来られ、名誉なことで対戦してくださったが、これが世界的なレベルの強さかと衝撃を受けた。
また、もう一つは何かの大会が新大阪駅近くの淀川体育館で行われた際、朝の練習をしていた時に卓球台の半分を使わせて欲しいとやって来られたのが女子のレジェンドである「伊藤和子さん」で、彼女と練習で打ち合った際のボールの重さに驚かされ、やはり国際的なレベルの違いに唖然とした。
彼女は世界卓球殿堂のメンバー入りを果たされているが、生涯現役ということで今でも指導に取り組んでおられるようだ。
今回の世界卓球の女子の試合で「韓国」と「北朝鮮」の合同チームには驚かされたが、石川選手のフルセットの激戦は卓球史に残る名勝負だったと思って感動した。
中国との対戦で勝利した「伊藤美誠選手」には驚かされた。前号で書いた「心臓に毛が生えている」という逸話が本当だったと実感した。
さて、ハワイ島の火山噴火が治まらないようだし、八丈島付近でも不思議な地震の発生が報道されていた。
何か地球環境に異変が起きているみたいで恐ろしいが、大地震が発生しないことを願っている。
今日の写真はハワイの火山「キラウエア」のカルデラを。