2018-01-18

大丈夫かな?  NO 8092

政府専用機前号で阪神淡路大震災に触れたが、関連して書いておきたいことがある。弊社の担当する葬儀では開式前に「奉儀」と命名したオリジナルなひとときがある、これは音楽と司会者のアナウンスで「会場空間」を「式場空間」に神変させる目的で行っているものだが、様々なパターンがあるが「灯」というものを重要に考えている。

点火に不可欠な燐寸のケースにも拘っており、専用ケースには「3・11」という数字が明記されており、それは私が神戸の防災未来センターに行った際に購入して来た物で、全国で流行するようになったこの「ひととき」の発案者として、本物の心を表す一つとして語り継がれている。

どんな仕事でもヒューマンエラーということが恐ろしいが、それらはマンネリの中で発生する危険性があることを考えて欲しいもの。過日にテレビのニュース番組で信じられない葬儀社のミスを報じていた。ご遺体を間違えて火葬してしまったという出来事で、次の葬儀が終わってお別れに棺を開けたら、ご遺族「この人、誰!?」ということで発覚した事件だったが、山陰で起きたこの事件がその後にニュース番組で採り上げられなかったことは不思議である。

ご遺体が入れ替わっていた事件は過去にもニュースになったことがあるので知っているが、祭壇設営、搬送、納棺、式進行などが分業になっている隙間に発生した空の棺事件というミスが業界で広まったことがあった。

導師が下がられてお別れの準備に進み棺を持ち上げたら軽くてびっくりして気付いたそうだが、流れを振り返ったら寝台自動車でストレッチャーのまま安置されたままだった。

自宅から式場に搬送して来た運転手がそのまま昼食に出掛けてしまい、戻って来た時点で勝手に納棺が済んだと勘違いをしてしまったことがミスの発端だが、誰かがやっている筈という勝手な思い込みは信じられない出来事になるものである。

流通で知られるスーパーが葬儀に参入して問題のある広告から行政の措置を命じられた事件があったが、同じスーパーの子会社がまた広告で行政の措置を命じられていたのでびっくりした。

人生で1回だけの重要な葬儀という儀式でスーパーを選択する考え方も疑問だが、特に葬儀は業者選びが全てと言われており、本物の葬儀社を選択されるべきと伝えたい。

地球環境の変化が原因しているのだろうか、世界的な寒波のニュースにびっくり。アメリカもイギリスも冬の嵐の影響で大変な状況だが、ロシアで氷点下69度を記録したそうで驚いた。

もう亡くなられたが、太平洋戦争時代に軍務に奉職して満州で生活。その後シベリアで抑留生活を強いられた方から体験談を拝聴したことがあったが、「日本の軍服は満州対策で氷点下20度まで。氷点下30度になるシベリアで全く役立たず、厳しい寒さで多くの人達が亡くなった」と言われていたことを思い出した。

何度も書いて諄いだろうが、手足の冷えが深刻で近い将来に歩行困難になるかもしれないし、目の調子もいよいよ悪く失明するのではと気になっている。

テレビもパソコンの画面もはっきり見えないし、天眼鏡で何度も確かめながら勘でこの「独り言」を打ち込んでいる。休載となったら入院したとご理解願いたいが、それまでは2時間以上を要しても更新のために打ち続けよう。

今日の写真は政府専用機を。安倍総理の外国訪問で使用されているが、整備や運航は自衛隊になっており、過日に整備で千歳へ向かった時にパネルを何処かで落下させていた報道もあった。
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