2017-04-19

時代が流れて  NO 6041

北海道クラシック朝から銀行へ行った。本人でないと様々な証明書類がいるということから自身で行ったものだが、満期になった定期預金を引き出すのも簡単ではなかった。

少しまとまった金額だが、「オレオレ詐欺」に関する問題がないだろうかというような質問が次々と窓口スタッフから聞かれ、「普通預金の方へ一時入金を」と懇願されたが、入院するので医療費がいると伝えて引き出した。

杖を手にしてフラフラしているので「大丈夫?」と心配されたみたいだが、続いてATMで送金しようとボタンを押したら、「10万円以上は対応出来ません」をいう文字表記が出たので改めて窓口へ依頼した。

引き出した担当者でなかったので問題なかったが、入院が方便だったことが表面化しなかったのでホッとした。

それにしてもマイナス金利の時代でびっくりする程利息が少ない。バブルの時代に「8%」」の定期預金があったことが信じられないが、もうあんな時代はやって来ないだろうと想像する。

そんな中で「つなぎ融資」の投資話で多くの被害者が巻き込まれた熊本の女性事件にはびっくり。元金保証で金利が「25%」と謳っていたというのだから驚きである。

バブルの時代に外国に移住してゴルフ三昧の晩年を過ごすと行動された人物がいた。まとまった金額を現地の銀行に預金をして、利息のパーセンテージが高く、その国は物価が安いので利息だけで生活可能と行動されたのだが、半年後に「寂し過ぎる」と戻って来られた。

その国の金利は「10%」を超えていたので決断されたのだろうが、もう一つの理由がその国にオープンしたゴルフ場の会員権の購入で、当時で「100万円」でメンバーのプレ料金が「2000円」程度だったからだ。

バブルの時代にはゴルフ会員権も信じられなかった。「4億円」というコースもあったし、日曜や祭日のビジター料金が4万円を超しているコースもあった。

滋賀県に西武グループが経営していた「瀬田ゴルフクラブ」があった。コンペの予約が立クラブなら一般的に1か月前だったのに、このクラブは半年前になっていたが、それが瞬時にいっぱいとなるような状態だったから今では信じられない話だし、京阪電車の「樟葉葛葉駅にあるパブリックゴルフは低料金で人気が高く、学生アルバイトを依頼して予約をしていて話題となったこともあった。

大病を患ってしまってゴルフは出来なくなってしまったが、50代の終りに友人達と行ったコースは昼食付きで「6500円」だった。

今日の新聞の広告に「湯郷温泉」で1泊して2ラウンドで「18900円」というのがあった。ゴルフ場の会員権もバブル崩壊で単なる紙切れになったところも多くあったが、友人の有するコースは「2億円」だったのに「400万円」となって嘆いている。

友人や知人達の有するゴルフ場で経営者が変わってしまったところも多かった。それによって一気に十分の一の価値観になって衝撃を受けていたが、「閉業しないだけ救われる」と言っていた言葉が印象に残っている。

今日の写真はもう一度ラウンドしたかった「北海道クラシック」のコースを。
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