久し振りに一睡も出来なかった。就寝前にいつもの薬を服用したにも関わらず、苦痛の時間を過ごすことになった。

暗闇の中で携帯電話の画面で時間を確認する。「午前１時５５分」「午前２時４５分」「午前４時２０分」「午前５時５０分」と確認したが、６時前になった頃は窓の外が明るくなった。

なぜ眠れなかったのだろうか。何か胸騒ぎが？　そんな思いを抱きながら朝のニュースをテレビで観ていたら、孫達が在住している関東で地震速報が流れ、そこは「震度３」であったことを知った。

この原稿を打っている時にもテレビのテロップに地震情報が流れ、午後１０時８分に熊本県で「震度５弱」が発生したことを伝えていた。

昨日、高齢者が九州自動車道を飲酒運転で逆走してパトカーが到着した時は追い越し車線に停車している状態だったというのだから恐ろしいが、まだこんなおかしな人物がいるのだから社会は危険がいっぱいである。

上海の空港で爆発が起きたニュースもあったし、アメリカのフロリダのナイトクラブで銃の発砲事件で多数の死傷者が出たニュースも旋律が走るが、アメリカの文化みたいな銃社会はいつまで続くのだろうか。

岐阜県の温泉として知られる下呂温泉だが、下呂市長が友好関係のある韓国の温泉観光地に公務で出張している中で、朝から飲酒した状態で相手側と会い、前日には破廉恥な要望をしていたみたいなことが表面化して物議になっているが、友人達から下呂温泉に行こうと誘われていたが、行く気が失せて別の温泉地に行くことに変更したことを書いておこう。

今日は昔に所属していたライオンズクラブの現役メンバーとして活動されている人物と会った。盛会時には１１０名のメンバーが在籍していたクラブも高齢者が多くなり、今では１６名となっていると知って寂しくなったが、亡くなられた多くのメンバーの方々のことも思い出すひとときとなった。

今日は朝から「講演するらしいね。行くから」という電話が数件あった。生野区の広報誌に講演の紹介がされているからだが、主催者側が大ホールを準備されているのに受講される人が少なかったら申し訳ない気がして交友関係のある人達に知らせることも必要な思いもしている。

来たる６月１５日（水）午前１０時から生野区民ホールが会場となっているので、ご興味があればご参加をと手を合わせている。

今日の「幸せ列車」で紹介されている「１０年前の独り言」の終章部分に今でも同じ思いのことをしたためているので再掲しておこう。

何度も書いたように我々の仕事は礼節なくして成り立たない世界、だから謙虚であるべきという結論に至る。

地球上に多くの宗教の存在があり信仰の姿がある。それらは人間が死を迎える事実を知ったから形成されてきたものだろう。

「なす術もなく」という言葉があるが、死に対して「術」として生まれたのが宗教とも言えるだろうし、その行動の中で「生」を説くことになったのかもしれず、そ んなところから我々の仕事は「少しでも悲しくないように」と和らげをプレゼントする術を持さねばならないことになる。

瀬戸内寂静さんがよく仰る言葉に「忘己利他」というのがある。読んで字の如くで意味がお解かりだろうが、「もうこりた」という語呂合わせ調な部分からも好きな言葉で、どこかの毒舌占いオバサンに聞かせたい思いがする。

テレビ番組とは、礼節、謙虚を無視すると視聴率が高いよう。そんな現実から我が日本が美徳としてきた「品」の欠如が寂しいところだ。

今日の写真は我が家の「悪猫」を。