2016-05-06

いつになったら  NO 4846

建中寺 山門にて撮影九州の地震は想像もしなかったもので甚大の被害が出ているし、今でも避難を余儀なくされている人達や自宅が危険で戻れないというケースも多く、学校の授業に影響が及んでいるので心配だ。

今日は、避難所の炊き出しで20数人が食中毒で病院へ搬送されたニュースもあり、これから気温や湿度がアップすると予想外の問題が発生することも気を付けなければならない。

早く余震が収まってくれることを誰もが願っているが、そんな中に「震度4」程度の地震が発生するので現地の友人、知人、親戚の多くが深刻な状況に陥っている。

過日のニュースに観光産業が大変で、ホテルや旅館の予約キャンセルが続いており、新しく予約する人も皆無で、今後と将来のことが想像以上の影響を与えそうである。

何度か利用して交流のある温泉地のホテルも、停電で困っていてやっと通電が始まったと思ったら、源泉からのポンプが動いても湯が出て来ない異変が起きており、その地に同じ状態で営業が出来ないので「枯渇が死活問題だ」と嘆きの言葉を訴えていた。

電気がなければローソクでいいじゃないかと言われたり、「ランプの宿」という情緒売り物にしている温泉地もあると励ましの言葉を掛けてくれたお客さんもおられたみたいだが、電気や温泉の前に余震の恐怖だけはどうにもならない問題だと困っていた。

徳島県美馬市長が運転する車がトンネル内で正面衝突を起こし、相手側の同乗者2人が亡くなったニュースがあった。1昨年の団参で香川県の仏生山「法然寺」に参拝したが、宿泊したホテルがこの美馬のすぐ近くで、道路標識で「美馬」の文字を目にしたので印象深く憶えている。観光大使に起用されていたのは華道家の「假屋崎省吾氏」だったと記憶しているが、今でも就任されているのだろうか。

市長は高松空港からの帰路だったそうだが、同じ道を我々のバスが走行していたことになりその時の道路の情景を思い浮かべて事故の恐ろしさを再認識した。

高齢になってからの車の運転は危険性が高いが、何より対面通行という道路環境が危険である。擦れ違う車の互いの信頼性に成り立つ安全だが、過日の三ノ宮の病気による意識障害や居眠り運転や前方不注意があれば予想もしなかった悲劇が起きることになる。

地方の国道や県道を走行していて「落石注意」という標識を目にしてもどうなるのだろう。カーブを曲がった先に落下している石を発見することが出来ても、島根県で起きた女子大生の死亡事故のように大きな岩石に直撃されたら最悪だが、そんな危険性がどこにも存在しているのも事実であり、何度も書いて来た「今日あることの幸運」に手を合わせることになる。

青春時代の車のパンフレットには「最高速度」が表記されているのが常識だったが、当時に落下物から車室を守る安全について前面的に打ち出している外国車があって驚いたことを憶えている。

最近の車には衝突時の衝撃を吸収する安全のエアバッグがハンドルだけではなくドアに設置されているものも登場している。自動車の評論家が「安全は金で買え」という発言をしたのでびっくりしたこともあるが、こんなことを言っていたのかもしれない。

今日のニュースに悲しい事故のニュースもあった。車に接触した自転車が倒れ、背負っていた幼い子供が頭を打って亡くなったというものだった。ヘルメットを装着していたら助かっていたかもしれないが、お母さんはまさかこんなことになるとは想像されていなかっただろう。

GWも土、日で終わるが、事故が起きないように手を合わそう。

今日の写真は過日に団参で参拝した名古屋「建中寺」の山門にあった標語を。
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