2016-04-26

客は荷物じゃない  NO 4836

九州新幹線 新大牟田駅にて撮影深夜まで打ち込んで「まぐまぐブログ」の原稿6本分を朝から事務局へ送信しておいた。<こんな内容を過去に書いたような気がする>ということも少なくないが、被さっていることは高齢者の曖昧な記憶力の低下とご海容いただければ幸いである。

「幸せ列車」の各駅停車のコラムのコーナーで毎日更新をしている「短編小説 女将シリーズ」だが、九州地方の大きな地震の発生でシナリオ構成を関連するように心掛けているが、過去に旅行に行って撮影した多くの写真があるので助かっている。

昨年の7月7日から始めた「女将シリーズ」だが、途中で休載したのはメンテンスと微熱で苦しんでいた時だけ。それ以外は何とか打ち込んで今日に至るが、何度か書いたように最も困っているのがその日に登場する女将の名前で、「前にもあったぞ」なんてご指摘を受けるかもしれないがお許しを。

女将夫婦が真珠婚記念の外国旅行に出掛ける珍道中を十数本連載で書き上げて保存してあるが、地震の余震が落ち着いてから掲載するつもりである。

大病を患って杖を手に生活をするようになってしまった夫をフォローしながら、日本語しか喋られない2人が旅行会社のツアーではない個人旅行に出掛けるのだから大変なことだが、高齢夫婦が外国旅行に行かれる際の参考になればと思って連載をする予定だ。

書店に行けば世界中の国の観光ガイドブックがあるが、中には古い情報もあって現地で後悔することも少なくないが、こんなネット社会になってスマホにどんな情報でも表示されるし、それが予約している航空機や列車のチケットの役割になるなんて我々の年代では想像もしなかったことである。

前述の夫婦はスマホを持っていないところから重たいパソコンを持参して旅をしていたが、あちこちで面白い体験をしている。そんな物語なのでご笑覧を。

さて、ずっと電話の通じなかった熊本在住の友人とやっと電話で話すことが出来た。昨秋に熊本に立ち寄った時に熊本駅まで夫婦で迎えに来てくれ、彼の自宅で楽しいひとときを過ごしたが、「ホテルを予約していなかったら泊まって行けよ」と言われたが。次の日の予定やすでに予約してあったこともあり、ファミレス風の大きな居酒屋で食事をご一緒してタクシーでホテルへ向かった。

彼によると自宅裏側にある別棟が傾いたそうで、「毎晩揺れるので寝られない」「こんな恐ろしい体験は初めて」と語っていたが、熊本に在住する多くの知人、友人、親戚、同業者が想像以上の被害を受けている。

自宅がどうにもならない状況になって避難場所で過ごしている人物もいるが、自宅の電話が通じないので携帯に掛けたら駄目。避難している他の人達への配慮で電源を切っていることも考えられるが、充電が出来ない状態になってしまっていることもあるかもしれない。

大阪で長年地域に愛される店舗をやっていた夫婦がいた。ゴルフが人生という夫婦で何度か一緒にラウンドしたこともあるが、晩節は故郷の熊本で過ごすと帰ることになり、記念旅行に鳥羽に出掛けて帰路に松阪に立ち寄ったことが懐かしい。まさか今回のような大きな地震が襲来するとは想像もしていなかっただろう。また再会出来ることを楽しみにしているが、まずは余震が終息することを願いたい。

今日は腹立たしいタクシーに乗った。走行中に変な着メロが流れたら運転手本人の物。画面を確認するとハンドル片手に会話を始め、「客を積んでいるから後で連絡する」と喋っていた。我々乗客を荷物みたいに考えているみたいだが、それ以前に走行中に画面を見るだけでも違反である。こんな横着なタクシーから早く降りたかったのは言うまでもない。会社名も氏名も憶えているが、ここで公開することはしない。事故を起こさない安全運転で利用客の気分を悪くしないプロになって欲しいものである。

今日の写真は九州新幹線で新大牟田駅から久留米駅に向かう時に撮影したものだが、今月中に復旧するそうなのでまずは前進である。
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