2016-04-22

天災も人災も?  NO 4832

テレビのニュース番組を観ていると、また地震情報が流れた。午後11時20分に四国地方で高知県東部を震源とする「震度3」を観測したそうだが、何か次々に地震が拡がっているので恐ろしい。熊本で「本震」と気象庁が変更発表されたあの大きな地震の時、大阪でも揺れを感じたが、その後日に奈良県を震源とする地震が発生したのでびっくりしていた。

我が国で現在稼働している鹿児島県の川内原発に関して、停止して様子を見るべきだという意見が高まっているが、もしも問題が発生すえればそれこそ鹿児島、宮崎、熊本に影響が及び、九州全体が深刻な事態を避けられないのは誰もが理解出来ることである。

故に原発に被害を与えるような大きな地震が発生しないように願っているが、自然とは本当に人間が描くシナリオ通りに運ばないので恐ろしい。

「幸せ列車」の中で毎日更新中の「短編小説 女将シリーズ」の昨日の号では、北海道の有珠山の噴火で避難体験をした女将の物語にしておいた。2000年の3月の下旬に噴火の危険兆候を感じられた北海道大学の岡田教授が「有珠山は嘘をつかない山だ」と長年研究をされていた体験から噴火を断言され、地元の行政のトップが町民の避難を決断し、大規模な噴火にも関わらず誰一人負傷者が出なかったという奇跡的な事実の出来事に触れているが、地震の予知が出来たらと思っている人は多いと想像するが、そんな研究をしている著名な人物が「地震の予知は絶対に不可能だ」と断言している記事を読んで衝撃を受けた。

そんな記事の中で専門家の合同会議で、そんな意見に対して予知出来るかもと適当に対応し手おけば多額の予算が出るのだからというような発言していたとあったが、もしもそれが事実だったら地震予知研究を看板に挙げた詐欺集団みたいな行動だと指摘されるだろう。

「1週間程度の余震の恐れが」と発表していた気象庁が、広域な震源地の現実に「これまで例がないので今後の見当が立たない」と発表していたのでゾッとしたが、誰もが終息することを祈っているだろう。

一方で、先月だっただろうか、インドの工事中の高架道路が落下しているニュースに驚いたが、絶対に我が日本国内では起きないだろうと想像していたら、何と今日の夕方に兵庫県神戸の新名神高速道路の工事中の有馬川の橋桁が落下、亡くなった人もおり、多くの負傷者が出たニュースに衝撃を受けた。

あるホテルで橋梁会社の会長さんの合同社葬を担当したこともあるので気になるが、関連されていないことを願っている。

私がこの本葬儀を担当するご仏縁に結ばれたのはこれからの時代の社葬というテーマのセミナーにご本人が参加されていたからだそうで、打ち合わせに参上したら様々な組織団体の役員を歴任されており、弔辞の奉呈予定者が13人もおれたので8人までが限界とアドバイス。会葬者が退屈されないようなシナリオ構成で順位も変更して対応して大好評だった。

ニュースを初めて知った時は「神戸でも地震が!?」と思ったらそうではなく、その他の原因みたいだが、こんな出来事が我が国で起きるとは信じられないことだった。

さて、午前中に行われた遠方のお寺での葬儀に参列して来た。ご遺影の元の写真は団参で日光へ参拝した時のもの。同じ記念写真の中に参加していた妻もいたので夫婦で参列したが、導師が引導を授けられる中で「口語調」の故人を偲ばれるお言葉があり、こんな葬儀を初めて知られた方は感動されただろうと想像する。

音響システムは弊社の持ち込んだ物が使用されていたが、ちょっと高音と低温のバランスが合っていなかっら感じがした。耳が敏感なのかもしれないが、自分で喋る本番前のテスト確認で自身の耳で判断することは簡単ではなく、周囲のスタッフが敏感に成長して対処するようになればと思いながら戻って来た。

今日の写真は昨年のこの時期に団参で行った山口県長門市青海島の向岸寺の山門の所にあった掲示板を。「金子みすゞさん」の詩で読まれた法要のことも紹介されており、そのお寺がここだったことを知った。
向岸寺 金子みすゞ
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net