2016-04-19

行政よしっかりと!  NO 4829

リレーつばめ午後5時52分、八代付近で「震度5強」の大きな地震が発生していた。こんな余震が続くとは誰も想像していなかったみたいで、専門家さえ「例がない」と発言しているので恐ろしいことだ。

昔、親戚のお通夜が終わった後に八代のロイヤルホテルに宿泊したことがあるが、タワー式の駐車場に車が入らず玄関の所に駐車したことを憶えている。

午後8時47分にも「震度5弱」が発生していたが、震源地が東の阿蘇や大分県側に移ったり、南下して八代まで広がったので心配になるのが鹿児島の原発。政府や関係者は意地でも稼働を続けるような姿勢だが、もしも問題が発生したら誰が責任を負えるのだろうか。国民や県民の安全を優先するのは行政トップの判断だが、最悪の事態を想定して対策をするのも大切だと伝えたい。

九州自動車道がこの八代の地震で八代から球磨川上流にある人吉インターまで通行止めになっていたが、九州内の鉄道や高速道路が不便な状況になっている。

国土交通大臣が会見して九州新幹線の鹿児島中央駅と八代間で運転をする予定と発表した後でこの地震が発生したのでどうなるのだろうかと心配する。

九州新幹線が最初に開通したのは鹿児島中央駅と新八代間で、そこから「リレーつばめ」に乗り換えて博多まで利用した思い出もある。

熊本空港も取り敢えずオープンしたみたいなので喜ばしいことだが、安全運航だけは忘れないように願っている。

今回の地震をテレビのテロップ速報で目にしたのは14日の夜だったが、「震度7」と表示されたので間違いでは?と思っていたら本当だったので衝撃を受けたが、その後日にもっと規模の大きな地震が発生するとは想像もしなかったことで、こんなに余震が続くなんて思いも寄らなかったことである。

多くの知人、友人、親戚が被災しているが、電話で掛ける言葉も見つからないし、終息することを願いながらこの「独り言」で地震に関する出来事に触れることしか出来ないので焦燥感に苛まれている。

「幸せ列車」のHPで書いている「小説 女将シリーズ」も地震をテーマに書いているが、九州の観光産業は甚大な被害で深刻な現実となっている。今後がどうなるかは自然という地震の問題だが、被災地の復旧や産業の復興は厳しい試練を迎えているようで、行政がしっかりとフォローしてくれることを願うが、大阪維新の会の片山議員の「大変、タイミングのよいい地震だ」という失言は最悪である。

今日のニュースで感じたことは、住宅の建築の耐震に関して、絶対に倒壊しないような建築が求められると思った。避難先や住民支援を対応する基地となるべき公共の建物が倒壊の危険性があって入れないとは深刻な問題である。

数年前、入院していた病院で携帯電話に緊急地震速報が入ってベッドのパイプを握って恐怖を抱いた体験があるが、それが揺れずに誤報だったと知って安堵。しばらくして来室した看護師さんが「この病院の建物は耐震摂家されていますからご安心を」と言われて妙にホッとしたことを憶えている。

今日の写真は昔に博多駅と八代駅間で走っていた「リレーつばめ」を。
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