2016-04-17

早く治まれ  NO 4827

垂玉温泉 大浴場の一つ友人に「銭湯大好き」「温泉大好き」という人物がいる。彼と私は同年生まれで、不思議な縁から交流が始まった歴史がある。

彼の車にはいつも「銭湯セット」が積まれてあり、弊社の葬儀式場「西館」に隣接するコインパーキングに駐車して、近くにある源ヶ橋温泉によく行っており、浴室内で偶然に何度か会ったこともある。

源ヶ橋温泉は玄関の上の屋根に自由の女神が立っており、「ニューヨーク」と「入浴」を引っ掛けたものと想像するが、その建物は文化財として登録されている立派なもので、玄関横にある桜の木が満開になる時は見事な光景が見られるので知られている。

今回の大きな地震でアクセスする道が土砂崩れで通行不可能になり、孤立してしまった阿蘇の垂玉温泉「山口旅館」の存在を教えてくれたのも彼で、黒川温泉からそちらへ回って最高だったと教えてくれた。

彼は地獄温泉清流荘にも行ったことがあると語っていたが、残念ながらまだ立ち寄っていない私だが、道路の不通から孤立してしまって自衛隊のヘリコプターで救出されるニュース映像を観て驚くことになった。

菊池温泉、山鹿温泉、平山温泉、植木温泉、玉名温泉、日奈久温泉、湯の児温泉、垂玉温泉、黒川温泉、赤水温泉、内牧温泉など熊本県内で行ったことのある温泉をを思い出すが、大病になる前に行った杖立温泉の「びぜんや」という旅館が印象に残っている。我々は本館に宿泊したが、大浴場に行く廊下に線引きがしてあってそれが大分県と熊本県の県境になっており、熊本館と大分館それぞれに大浴場があったが、暗くなってから到着したので分からなかったが、次の日に出発する時に周囲の景色を目にしてびっくり。険しい崖と川の渓谷になっていたからだった。

それは大病になる5ヵ月前の秋に立ち寄った場所で、そこから別府に出て大阪まで中国道を運転して来たので大変だった。

地震の被害地に大雨警報や暴風警報が出ていた。避難勧告が出ていたところもあったが、そんなW被害が出ないように祈っている。

もう余震だけだから大丈夫と考えて自宅の中で就寝したら、深夜に本震となる大きな地震が発生して倒壊してしまって犠牲となった人もいるようだが、政府の関係者は昨日に「今日中に屋内で過ごせるように」と自治体に命じ、県知事が現場の被災者の恐怖感を理解していないと発言されていたことが気になる。

余震があるので屋内に入れず車の中で寝ておられる方も多いようだ。交差点の赤信号で停止していて「震度3」の地震に遭遇した体験がある。異変を感じて電線の揺れを見て地震ということが判明したが、スプリングがあるからから揺れ方が異常だったことを憶えている。

自宅の柱にもたれて何かおかしな気分になって酔ったみたいになったこともある。それが地震の揺れによる「酔い」で船酔いをしたみたいな状態になる。上下、左右、人間は一定のリズムに異変を感じると酔ったような状態になるそうだが、それらは「震度2」程度でも起きると解説されていた。

震源地が南西の方向に移動している報道にもびっくりしたが、大分県側にも震源が及んでいる事実にも恐ろしさを感じる。誰が熊本の地で今回のような大地震が発生すると想像しただろうか。熊本城があんな姿になると想像しただろうか。自信とは改めて恐ろしいことを実感したが、余震が終息することだけは願いたい。

今日の写真は垂玉温泉「山口旅館」の大浴場の一つを。
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