2016-04-04

無事帰宅  NO 4815

高知駅 像宿泊に選んだのは道後温泉だった。これまでに何度も訪れたが、朝食だけで選択し他のは初めてのこと。会いたい人物と夕食を共にする予定だったのでそうしたが、このホテルを決めたのは旅慣れしている友人の勧めから。「道後だったら」ということで興味を抱いたのが、「予約してやろうか?」という提案にHPを確認してから自分でするからと返していた。

予約電話を入れたのは宿泊日の2日前の4月1日だった、「明後日ですが満室でしょうか?」と聞くと、「しばらくお待ちください」と「グリーン・スリーブス」の曲が流れて来た。しばらくすると「お待たせいたしました。生憎と明日は満室でございまして」「明後日、日曜日ですよ」と勘違いされていたようなのでそう言うと「明後日の日曜日なら空室がございます」となってツインの部屋をお願いした、料金について説明があり「それで結構ですと」決めたが、HPに表記されている料金より一人2000円分高く、2人で4000円の負担となる。

HPには「休前日料金」と表記されていた金額だが、その表記に常識的に休日となっている「日曜日」も含まれるのだろうか。その前日の「土曜日なら理解出来るが、もしも「日曜日」も対象とするなら「休日及び休前日」と表記するべきではと考えながらチェックアウトして来た。

深いご仏縁に結ばれる松山の同業者の社長と専務がわざわざホテルまで迎えに来てくれ、松山駅まで送って貰った。改札口の所で「これを」とプレゼントいただいたのが「太巻きと・おはぎ」だったが、もしもこれをいただいていなかったら我々は午後8時前に岡山駅で新幹線に乗り換えるまで食事が出来なかったことになる。

松山駅から「特急宇和海」で約1時間で宇和島駅に到着。ホーム―をぐるっと回って1両のワンマンカーに乗車。窪川行きの「しまんとグリーンライン」各駅停車で2時間10分の乗車だった。車内はロングシートのみで発車すると真向かいに座っていた若い女性がコンビニで買って来たらしいオニギリを食べ始めたが、丁度昼前だったので他の乗客にも食事をする人が出て来た。そこでこらなら大乗と我々もランチタイムとなった。

この路線の「しまんとグリーンライン」という名称に嘘はなかった。何度も左右に「四万十川」の流れが見え、折あしく雨の影響で流れの色に濁りがあったのは残念だったが、如何にも四国の「四万十川」を見た思いに浸れた。

途中の駅で「ゼロ系新幹線」みたいなホビー列車を見たので写真を撮影したが、そのユニークなイメージはネットの写真とは異なる実物の存在を感じた。

窪川駅で「特急あしずり」に乗り換えて高知へ向かったが、今回の旅で利用した特急列車は全て「振り子型車両」で、確かに高速運転には効果があるだろうが、路床が余りよくないからか「縦揺れが酷く、もしも前に体験した「膵炎」の腹部の痛みだったら耐えられないと想像する。

過去ログにあるが、2回目の「膵炎」の時は最悪だった。土曜日の発病を月曜日まで我慢したのが影響し、大阪鉄道病院で絶食と微熱の1週間を過ごし、部屋がやっと準備出来たと連絡の入った大阪赤十字病院へ転院したが、この時の車の中で体験した道路の凹凸の振動は二度と体験したくないレベル。その時と同じような揺れが列車で感じることになった。

高知駅で前号で触れた「おかざき葬儀社」の社長が来てくれており、社用で使われているハイヤーで会社に立ち寄らせて貰った。担当されているお仕事の合間だったので意義あるひとときを過ごせたが、担当したお客様かtら「形見分け」に頂戴されたという家具、備品、小間物などが多い事実がこの会社が行列の出来る葬儀社を物語っているような気がした。

こんなプロが高知にいるという事実は弊社が加盟する組織団体のメンバーは知っているが、参列者体験をされた方々が何日でも待たれるケースがあるのは生涯に一度しか出来ない大切な方の大切な儀式だからだろうし、最近に目立ってCMに登場している葬儀社紹介ビジネスとは別世界の葬儀社と言えるだろう。

今日の写真は高知駅前にある誰もがご存じの3人の「像」である。
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