2015-02-25
新聞で知ること NO 4115
今日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の送信日。今回のテーマはある大学の教授で宗教学者として知られている人物について触れた。宗教者達から強い抵抗感を抱かれていることもあるが、昔は「オウム真理教」を擁護していたことでも知られている。
彼は随分昔から「葬儀無用論」を提唱していたし、最近では「葬儀で癒されることはない。癒しとは宗教者と葬儀屋が言っているだけ」なんて発言をしていたのだから驚いたが、こんな考え方の教授に講義を受ける学生達が心配になる。
朝から近くの喫茶店に行き、数紙の新聞を読むことから1日が始まる。顔馴染みの人達も多く、身体のことを心配くださる声を掛けられることもあるので恐縮するが、齢を重ねても新聞から初めて知ることの多さを何度も体験しており、これからも続くことである。
今日の読者投稿欄に「テレビやネットで得られない世界が新聞には」という記述があったし、小学生や中学生から学生時代まで、出会った教師の先生が「新聞を読め」と言われていたことを思い出す。
様々な業界で募集されているように「川柳」がブームのようだが、新聞に投稿されている作品も社会情勢を見事に揶揄したものもあり、たった17文字で目にした人達に見事に伝わる世界はそれこそ日本の文化で、先人が詠まれた「俳諧」の世界から継承されて来ているものだろうが、最近の認知症問題で「徘徊」されて行方不明になる人が多い現実も悲しい社会のひとこまである。
数日前の投稿川柳に「トラの威を借りて負けたら猫被り」というのがあったし、「恋」という字に「下心」があることをうまく読まれていた秀逸作品には川柳らしい素晴らしい着眼点に感心した。
さて、上野駅と東京駅を結ぶ東京ラインが完成すると、常磐線、高崎線、宇都宮線が東京駅方面へ乗り入れることが可能となり、それぞれ順に「品川駅」「沼津駅」「熱海駅」まで東海道線を走ることになるのだからラッシュ時の緩和につながることだろう。
JR大阪環状線を1周すると約40分だが、その一編成を貸し切って結婚式を企画していることが紹介されていた。
1両だけ車内を装飾し、司式は大阪駅の駅長が担当し、記念乗車券を参加者全員に配って新郎新婦が鋏を入れるものだが、「切る」ではなく「入れる」というところが重要である。
披露宴は大阪駅のホテルというのだからJRグループ系だろうが、司会者として関西でトップクラスだった知人女性がこのホテルのプロデュースを担当していたこともあり、お元気にされているのだろうかとふと思い出すことになった。
ホテルで行われた大規模な合同葬でサブとして手伝って貰ったこともあるし、九州まで出張願ったことも懐かしいが、1500人出席のフルコースの祝賀会を2人で司会を担当した時のことがつい昨日のように思い出されるが、当日のスペシャルゲストだった「藤田まこと」さんを舞台に上げられる際、「旦那様、どちらにおられますか?」と呼び掛けられたことが印象に残っている。
今日の写真は大阪城で撮影した「永遠の平和を願って」とタイトルされた石碑を。建立されたのは大阪傷痍軍人会の人達だった。愚かな戦争をしないように願って手を合わせて来た。