2015-01-21

儒 教  NO 4080

今日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の送信日。テーマは原発や火山の爆発問題に関するものだが、そんなことが起きないことを願っている。

午前中に行われていた葬儀に参列。故人が儒教の教えを子供さん達に伝え、それらが見事にお孫さん達に伝達されている事実に嬉しく思った。

午後に行われていた葬儀の故人は享年104歳のご高齢だった。ご当家の近所の方が「肖りたい」と手を合わせておられた。

昔、依頼されて他府県に講演に行った際、第一部を私が葬儀について話し、第二部は社会学の大学教授が歴史と文化について講義をされたが、控室で名刺を交換した時に葬儀社である私に「葬儀を学ぶなら儒教を学びなさい」とアドバイスをくださったことがあった。

儒教の世界で登場するのが「孔子」と「孟子」だが、「孟子」は人の「性善」を説き、「仁・義・礼・智」の四種の「徳」を誰もが有していると説いていた。

これは「四端説」として知られることだが、ウィキに次のように解説されていたので参考に。

『その説くところによれば、人間には誰でも「四端(したん)」が存在する。「四端」とは「四つの端緒」という意味で、それは「惻隠」(他者を見ていたたまれなく思う心)・「羞悪」(不正や悪を憎む心)・「辞譲」(譲ってへりくだる心)・「是非」(正しいこととまちがっていることを判断する能力)と定義される。

この四端を努力して拡充することによって、それぞれが仁・義・礼・智という人間の4つの徳に到達すると言うのである。だから人間は学んで努力することによって自分の中にある「四端」をどんどん伸ばすべきなのであり、また伸ばすだけで聖人のような偉大な人物にさえなれる可能性があると主張する』

儒教の教えからすると親から貰った身体に傷を付けることはタブーとなるが、隣国の韓国で整形手術が流行しているのはどういうことなのだろうかと疑問を覚えている。

ピアスに対する抵抗感を抱かれている高齢者も多いが、今の若い人達にはファッション化しているようで、鼻や唇にピアスをしている若者に驚くこともあるし、ゴルフの女子プロがショットした際に腹部が見え、お臍にされているピアスを目にして悪い物を見たように衝撃を受けたこともあった。

何処の局のニュースもイスラム国の拉致事件が採り上げられている。政府も頭を痛める問題だが、悪いのは勿論イスラム国の連中でも、中東へ行く前に総理もシナリオぐらいは想定しておくべきだった。

ばら撒き外交の隙間を狙われたみたいな事件だが、被害を受けている当事者のことも考えなくてはならないし、簡単に解決出来る問題ではなさそうだ。

世界中から注目を浴びていることも事実で、おかしな対応は非難の的だし、今後の影響が予測不可能ということも確実。政府のプロデュース力に期待をしたい。

今日の写真は湯島聖堂にある「孔子像」を。
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