2015-01-07

北国は冬の嵐  NO 4066

ニュース映像に衝撃を受けた。北海道で40メートルを超える強風を記録し、あちこちで猛吹雪になって強烈な冷え込み。我が大阪が恵まれていることを再認識した。

今日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の送信日。ある大企業の会長さんの訃報記事を読んだ数日後、その会社の関係者の方から夜遅くに「救けてください」という電話があった。果たして何が起きたのだろうか。登録された方しか読めないメールマガジンなので恐縮だが、ご興味があればお申込みいただきご笑覧を。

さて、昨夜に医院へ行ったら血圧が上がっていると指摘された。年末から年始の食事について問われ、塩分を出来るだけ控えめにと指導されたが、自宅に戻ってテレビを観たら、高血圧に関する名医について採り上げていた。

一昨日に銭湯で体重を計測したら一昨年の夏に退院した時の体重を維持しているので安心したが、ダイエットとは食事に神経を遣わなければうまく運ばないことは確かのようだ。

友人の多くがダイエットに取り組んでおり、互いが減量で競い合っているが、正月に餅を食べた人達に共通しているのが体重増加と血圧上昇。餅に塩分がかなり入っている話も聞いた。

正月の雑煮は地域によって様々だが、私は白味噌タイプが苦手で「澄まし」が好みである。しかし薄口の醤油を用いるところから塩分に注意が必要である。

桜島の噴火が予想されている。最も懸念されているのが山体に変化が見られることで、過去の規模より大きい可能性が高いと発表されていたので気に掛かる。

降灰の多い時に偶々鹿児島県内を車で走ったことがあるが、雨が降って来た時にフロントガラスが汚れて困った体験もあった。

噴火する灰の中にはガラス成分が含まれているので健康を害する危険性があるし、航空機のエンジンが吸い込んでトラブルになった出来事もあるので影響が甚大となる。

ロンドンからクアラルンプールを経由してオーストラリアのパースに向けて飛行中だった「ブリティッシュ・エアウェイズ」のジャンボ機が、1982年6月24日、ジャワ島の火山の噴煙の影響から4発すべてのエンジンが停止。滑空状態での降下を余儀なくされ、真っ暗な海上へ着陸するしかない状況を迎えたが、4000メートル以下の高度になった時にやっと1基のエンジンが始動、しばらくして次々に動き出したので何とかなったが、また第3エンジンが止まってしまい、そのままでインドネシアの空港に緊急着陸することになり、いざ着陸ということになって前方が見えない状態になっていることが判明した。

フロントガラスが火山灰との摩擦から擦りガラス状態になっており、機器の故障もあって機長の判断だけで着陸するような出来事となったが、一人の負傷者も出さずに見事に着陸したところから大きな話題になり、それをきっかけに噴火に対する情報を重視することになったそうである。

そんな奇跡的な生還に対してエリザベス女王が乗員に勲章を授与したことも知られており、乗員15名、乗客248名は機長の提案で生還した人達だけが交流するクラブを立ち上げたが、それはハドソン川に着陸したケースでも同じような組織が結成され、同じ体験をした人達が共有する思いが語り継がれているように思える。

着陸後に機体を調査したら塗装も剥がれており、エンジンの他にも電気関係の部分で異常が発生していた事実も判明、その生還が改めて奇跡だったことが分かった。

そのBA9便は、ロンドン、ボンベイ、クアラルンプール、パース、メルボルン、オークランドのコースで運航予定だったが、航空機の気象情報システムでも感知出来なかった噴煙が改めて厄介な存在であることを認識した出来事となっている。

今日の写真はブリティッシュ・エアウェイズのジャンボ機。緊急着陸した「BA9便」である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net