2014-08-20
考えたいこと NO 3932
広島の豪雨による土砂崩れを伝えるニュースに衝撃を受けた。2時間で200ミリを超えた異常な大雨だったそうだが、1時間に130ミリを測定されたところもあるそうで驚きである。
被害に遭った地域のすぐ近くにある「志和」地区では十分の一も降っていなかったみたいで、ゲリラ的な雷雨が襲ったようだ。
ニュース映像には信じられない光景が映し出されていた。立派な木がいっぱいある山が崩壊するとは誰も予想もしなかった筈。行政のハザードマップでは対象地域になっていたそうだが、こんな結果となることまで想定されていなかったと想像する。
災害の専門家が「これからの時代は想定外という言葉は使うべきではなく、最悪の想定を考慮して備える必要がある」と解説していたが、その通りだと思って納得するに至った。
40人を超える人達が犠牲となっておられたが、家が流され跡形もなく崩壊してしまっていた現実に、ご家族の方達は呆然とされていたことだろう。
過 日の京都での大雨にも初めて知った現象をニュースで観て衝撃を受けた。それは市街地の道路の下に配管されている施設の限界を超え、水圧によって空気がマン ホールから抜けるだけではなく、アスファルトそのものを持ち上げるという現象のメカニズムだったが、意外な所に想像もしない危険が存在することを知った。
この「独り言」の過去ログの中に、熊本県の阿蘇で体験した大雨の脱出体験を書いたことがあるが、自然の猛威は時に暴力となって襲って来るので恐ろしく、被害に遭遇しないように祈るしかない弱さを実感してしまう。
前日まで日常的だったことが数時間で非日常的な現実に包まれる。平穏な生活が一変して不幸のどん底に落とされてしまう。地震の恐ろしさは忘れてはならないが、今回の出来碁は「山津波」のような災害だろうし、行政の厚い支援体制を願っている。
犠牲となられたお気の毒な方々の悲しい葬送の儀式が行われるだろうが、私とご仏縁に結ばれる司会者達が担当させていただくことも考えられる。それぞれが忘れられない体験となる筈で、一生懸命に担当してくれると信じている。
今日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の送信日。今日のテーマは航空会社の優先パスやテーマパークの優先パスのことに触れ、ある実力あるゴルファーがシングル昇進会議で落とされた裏事情も書いておいた。世の中は、意外なことが問題になることもあるようだ。
今日の写真は日本航空の優先パスを。