2014-08-14

何でもあり  NO 3926


昨 日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の発信日。テーマは深いご仏縁に結ばれるお寺さんと檀家さん達の団参で、国内だけではなく世界各地のお寺へ出掛けて訪問 先のお寺の檀家さん達と交流した中で、飛行機の予約がダブルブッキングから搭乗出来ず、荷物だけ先に成田空港へ戻ったという出来事に触れた。

ス カイマークが成田空港から撤退するニュースもあったが、これだけおかしな話題を提供してくれる会社も少ないだろう。「客室乗務員は笑顔を見せません。荷物 の出し入れのお手伝いも致しません。機内でのクレームは受付しません」なんて発表して物議になり、国の指導から撤回した出来事もあるし、今春にはびっくり するようなミニスカートを発表して注目されたが、総2階建ての大型機「A380」の導入のキャンセル問題で様々な憶測が喧しい。

社長の単独発想からこんなことになっていたとしたら最悪の経営者だが、周囲にイエスマンしかいないのだろうかと疑問を抱く。おかしいことに「おかしい」と言える会社でなければ発展はないし、凋落の一途ということに至るだろう。

国 際線の客室乗務員も大変である。機内でアルコールのサービスが行われるところから酔っ払った客の対応もしなくてはならない。関西空港からハワイへ向かった デルタ航空の機内で、酔っ払って客室乗務員に暴力を振るった人物がハワイで実刑の判決を受けたニュースもあったが、酒を飲んだら人格が変わる人の相手は大 変だろうと想像する。

日本のサービス業は笑顔や姿勢まで厳しく求められている。「お・も・て・な・し」という言葉が話題になったことがあったが、そこに礼節なくしては成り立たない。礼節は「0点」か「100点」しかなく「70点」や「80点」では駄目である。

毎 日多くの新聞に目を通しているが、「世の中何でもあり?」という衝撃的な記事があった。祭りの露店で1回500円の「ハムスター釣り」をやっていたという もので、許可を受けていなかったところから閉店を命じられたそうだが、動物虐待に抵触するのではという問題に発展している。

過去に桜見物で桜ノ宮の大川沿いを歩いていたら、「たますくい」の看板を目にして「スーパーボール」でもと思って覗いたら、真黒の小さいものがいっぱいいて動いている。それは「おたまじゃくし」でびっくりしたことを憶えている。

幼い子供や孫を伴って縁日の露店が並ぶ所へ行くのも楽しいが、見せたくないものはやって欲しくない。「何でもあり」の世の中でも「節度」と「限度」は大切にしたいし、そこに「命」の教育に関することがあれば尚更である。

今日の写真は四天王寺境内の「亀の池」と「石舞臺」が見える場所から撮影したもの。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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