2003-04-26
九州にて NO 410
最近、遠方へ出掛けると必ず大雨。おまけに強風に霧まで遭遇するダブルパンチ。これで4回連続。東京、静岡、長野の次もそうだった。
九州まで往復で1440キロ。土砂降り暴風の中、日付が変わって帰阪した。
帰路、九州自動車道の八幡付近での大きな事故。その影響でストップした時間が長く、やっと流れ出したら関門海峡大橋で視界50メートル以下という霧。まあ、疲れたが無事故で帰って来たのだから感謝をしよう。
往路の大雨でホテルに到着したのが予想外に遅れ、午後9時前。気を利かせてくれたメンバーが和食のレストランに無理なお願いをしてくれ、オーダーストップを遅らせる対応してくださったホテル側の配慮が有り難く嬉しかった。
私は、19歳の時に名神高速道路で居眠り運転の大事故を起こし、奇跡的に生還したという過去があるが、そのお陰で半年に1回ぐらい首と腰にどうにもならない痛みが訪れる。
病院に1ヶ月通っても治らず、辛い日々を過ごしていた時、たまたま仕事で出掛けた九州のホテルで遭遇した整体師さんが、それから私にとって素晴らしい神様みたいな人が存在になっており、今回も無理をお願いしてお世話になった。
行きの道中は痛くて辛いが、往路は嘘のように治癒して帰ることが出来る。これこそ体験された人にしか理解出来ないだろうが、この先生の指先はまさに神業。何処を指圧していただいても痛いと思うことがなく、<そこ、気持ちいい。それ最高>の連続。
そして最後に首の治療を受けるのだが、終わった瞬間に苦痛が消え去る。
今回は、「少しきついようで、もう1泊されたら完璧なのですがね」とおっしゃらたが、今回はどうしても日程が無理で、後ろ髪を引かれる思いでホテルを出発した。
むち打ち症というのは本当に辛いもの。首の痛さが後頭部を襲い、字を書く気力さえ失ってしまう強烈なもの。時間を見つけたら再度治療をお願いしようと思っている。
さて、私に深いつながりのあるメンバー葬儀社を訪問し、司会の研修会を行ってきた。
弊社で2年間修行をされた娘さんもおられ、随分上達をされたようだが、よい素質を持った若手が数人いたのも心強い。
この研修がヒントになり、明日から生かすことになればと願っているが、勉強したからうまくなるのではなく、「上達したい」との思いが生まれ、自身が努力するから成長するもの。研修で与えられたヒントで上達への近道となれば幸いである。
そんな九州にも、来春、博多から先に新幹線がつながり、特急の名称が「つばめ」と決定されたそうだが、また、時間短縮が可能となり、行く機会が増えることになるだろう。
今回宿泊したホテルの前に立派な文化ホールがあり、そこで何度か社葬の司会を担当したこともあるが、このホテルで行われた大規模なフルコース「偲ぶ会」の当日、予想もしなかったハプニングがあったことも懐かしく、これについてもいつか書いてみたいと思っている。