2014-07-05

我が町で  NO 3885


書 き忘れていたが、7月2日水曜日は「まぐまぐブログ」の発信日。問題提起したのは「法律」と「町律」で、こと葬儀に関して信じられない制約が罷り通ってい る事実があり、是正を願って書いておいた。こんなことがと驚かれることだろうが、実際に体験した出来事なので、ご興味があればご笑覧を。

さて、朝から岩手県沖で大きな地震が発生したニュースがあった。南からは台風8号が接近中。この台風に命名されたのは「たぬき」だそうだが、逸れてくれることを願いながら被害が及ばないようにと手を合わせている。

我が国は地震列島とも呼ばれて世界一地震の多い国であるし、太平洋上で発生する台風の通り道ともなっている。そんなところからこれまでに甚大な被害が発生した歴史があるが、「地震・雷・火事・オヤジ」の「オヤジ」が台風であるとの説に説得力を感じている。

科学が進化してメカニズムが判明してから「雷」の対する恐怖感は一変したが、地震と台風はメカニズムが解明される度に恐ろしさが増す。そんな自然の生業の背景に日に3000件を超す葬儀が行われ、今晩も3000件を超すお通夜が行われている。

我が生野区で大きな問題が起きている。児童数の減少による小学校の統合問題で、あちこちの校区で役所や地元の人達の会合が開催されている。

100年以上の歴史もある小学校も存在し、お爺ちゃんもお父さんも通っていたので孫や曾孫の4代が通うというケースもあるが、そんな学校がなくなってしまうことは寂しいだけでは済まされない複雑な問題があるようだ。

我々葬儀という仕事に従事している立場でも、お爺ちゃんのお葬式を担当した葬儀社。或は「お婆ちゃんのお葬式を」というそのお家の歴史に大きく関わるところから、簡単に廃業することなんて出来ない責務があることを理解しておきたいものである。

葬儀社が発展するとはあまり使いたくない言葉だが、廃業や倒産の危機にあることよりは増しだろうし、過去に100年の歴史がある重みをひしひしと感じている。

雨 の日も風の日もという言葉があるが、それらは全天候型の葬儀式場の完成で問題がなくなったが、冒頭の問題から公共交通機関が欠航や運休するのだけはどうに もならない。遠くの親戚の人達が参列するのに間に合わずにご出棺をしたお気の毒なケースも何度かあったし、お孫さんの入学式や卒業式、また入学試験や入社 式で日程を延ばされたケースや、一方に孫さん達も呼ばれずに執り行われた葬儀もあった。

都議会や国会のヤジ問題で少子高齢問題が表面化し ているが、老人ホームよりマンションを建設して若い人達を寄る街づくりをと訴えている人達もいるし、地方自治の中には子供達を持つ家庭に対して様々な特典 を設けているところも話題になっている。今後のことは分からないが、医療費、年金など、社会保障問題が深刻なのは明らかである。孫や曾孫の時代に「負の財 産」だけは残さないようにしたいものである。

今日の写真は青春時代からお気に入りの「お好み焼き店」の店内にあるメニューの絵。息子さん が書いたと随分昔に聞いたが、地方から来阪した人達を連れて行くと「大阪の味!」と喜ばれている。八坂神社の神輿商店街を西へ100メートル、左側にある 和牛専門の精肉店と美容室の間の路地を南へ入ったところにある。お好み焼きの「通」なら是非お勧めである。

そうそう、会長のブログの更新をしておいたので、ご笑覧の場合はトップページからシーンのページへどうぞ。
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