2014-06-25

今日ある幸運  NO 3678


久し振りに会長のブログを更新しておいた。また、今日「水曜日」は「まぐまぐブログ」の更新日。テーマは「高齢者をいじめるな」で、この国の将来を憂う思いを書いておいた。

都 議会のヤジ問題だが、今日になって話題となった女性議員に批判的な意見も多く出て来た。記者会見で外国まで恥を曝すなとか、売名を目的とするパフォーマン スかというのもあったが、世の中には様々な考え方があるもの。しかし、本来は神聖なる空間である議場で「ごっこ」レベルのことは止めて欲しいもの。立腹し ている都民や国民がいることだけは忘れないで欲しい。

池袋で昨夜に発生した交通事故は悲惨であった。歩道を歩いていた人達を巻き込んだ車 を運転していた人物が脱法ハーブで正常でなかったというニュースに驚愕。そもそもこんな物を販売する人達がいるのも信じられないが、覚醒剤事件や飲酒運転 事故がなくならないように人間社会とは理解不可能な一面もあるようだ。

人を幸せにしなければならない宗教が女性や子供を巻き込んだテロ事 件を起こしている現実も腹立たしい。パキスタンの空港で着陸しようとしていた民間機が銃撃されて乗客の女性が亡くなるという信じられない事件が報道されて いたが、彼女の隣席に9歳の子供いて泣き叫んでいたというのが痛々しいし、こんな愚かな悲劇がいつまで続くのかと天を見上げるこの頃である。

禅の世界に知られる「良寛様」は、ある災難に遭遇された方への手紙で、「災難に逢う時節は災難に逢うがよく候 死ぬる時節には死ぬがよく候 是はこれ災難をのがるる妙法にて候」というように書かれていたが、悟りの境地に至っていない我々凡人には理解出来ないと考えられる。

人生はいつも危険と隣り合わせであることも事実。交通機関を利用して事故に遭遇しなかったから今があるし、高速道路を走行して逆走する車と遭遇しなかったから幸運と考えたい。

人間が急逝するのは病気なら心疾患か脳疾患が大半だが、擦れ違う車の運転者がそんな症状にならなかったから今日があると考えたらよくぞ67年間も生かされたものだと手を合わせてしまう。

人は「生きている」と思うことと「生かされている」と考えることでは全く異なる人生を過ごすことになるだろう。これから残された余命をどのように過ごすかをお考えいただければ幸いである。

今 日の写真は銭湯で有名な「源ヶ橋温泉」だが、屋根に一対の自由の女神が立っていることも知られている。入浴とニューヨークと引っ掛けられたという説もある が、私の幼年時代は「源ヶ湯」という呼称で呼ばれており、当時そのままの建物が文化財として登録されているので全国から銭湯ファンが来られているようだ。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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