2013-10-31

謝罪の光景から  NO 3446


  今日の「幸せ列車」のコラムに、ある方が飛行機に搭乗されてから携帯電話を置き忘れたことに気付かれ、戻って取りに行くことが出来ない事態の中、航空会社 の連係プレイで24時間以内に手元に戻ったことを賛辞する記事があったが、過去にその航空会社に大変な目に遭ったことがあり、対応するスタッフの個人差が あると体験談を書いておいた。

 大阪の伊丹空港で起きた不思議な出来事。その顛末にご興味があれば上部の<HOME>から「幸せ列車」の各駅停車のページへどうぞ。

 予想していたように、ホテルの食材偽装問題が拡がっている。近鉄グループの都ホテル系列のビーフステーキが表面化したり、帝国ホテルが数年前までジュースで誤表示があったことも報道され、まだまだ続くような気がしている。

 昨日のニュースで指摘されていた名古屋のホテルだが、リニューアルオープンした際に外資系と提携し、そのすぐ後に招待されてジュニアスイートの部屋を利用したが、廊下と部屋の絨毯があまりにもフワフワ状態でドアの開閉が大変だったことを憶えている。

 一昨日は静岡県のホテルが採り上げられていたが、そのホテルでもセミナーの講師を担当した思い出があり、ちょっと残念な思いも抱いている。

 みずほ銀行、ホテル業界、タレントの「みのもんた氏」などの謝罪会見を見ていると、何と下手なシナリオだと感じてしまう。どこかに「保身」や「責任回避」の姿勢が感じられ、火種を大きくしてしまう所謂「炎上」に陥る雰囲気が流れている。

 謝罪とは想像以上にエネルギーを費やすもの。故にミスを犯したくないと行動したい訳だが、詫びるなら「心」からその姿勢がなければ火に油になることも常識である。

 東電の一連の会見は事務的だし、問題が多発しているJR北海道のトップも入院されたようだが、マンネリの中で起きるミスほど解決が難しいことを理解しておきたいものである。

  過去に書いたように、私は身内やスタッフ以外には怒りを表さない人生を過ごしている。それは友人がベンチャーズの音響を担当した際のハプニングミスの体験 話を教えて貰ったからだが、大きな医療ミスやホテルで一つ間違っていたら即死と言うような事件にも遭遇したが、一切怒ることなく対応したので相手側から驚 かれた体験もしている。

 不思議と旅館やホテルから謝罪される事件に遭遇することが多いが、それはそれだけ利用している回数が多いことを物語っているようにも思える。

も うすぐ、昨年に利用したホテルに行くことになっている。そこでは信じられない出来事があり、謝罪の手紙と招待宿泊券が届いたが、有効期限が2年と記載され ていたので衝撃を受けた。2年の時間が流れたら何もなかったと解決に至るのだろうか。ミスに対する謝罪とはそんなものではない筈。長々と人生観をしたため て返信しておいたが、果たして気付かれたのだろうかと思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net