2013-09-13
安全運航を NO 3397
北九州空港でスターフライヤーの飛行機が、管制官の待機命令を勘違いして離陸してしまった出来事があった。待機を命じた管制官は20キロ先に近付いている 日本航空機と交信中で、その間に飛び立ってしまったので唖然としたみたいだが、20キロと言えば着陸態勢で時速400キロと仮定しても3分で着陸する距離 である。
航空機が着地する際の速度は270キロから300キロ程度だそうだが、考えたら恐ろしい出来事である。
交通機関では安全が第一と優先されているが、最も恐れられているのが「ヒューマンエラー」で、勝手な思い込みが代表的な事象である。
数日前に中国の空港で大韓航空機が指定された滑走路と異なるところから離陸して問題になり、その原因となったのが管制官とコックピットの英語のやり取りに あったそうだが、機長とクルーの一部が1年間空港への出入り禁止の措置が決められ、大韓航空には英会話の勉強を促したというニュースもあった。
搭乗していた乗客は事故にならなかって幸運だったが、こんなミスが起きること事態が考えられないことで、私が飛行機を嫌う要因ともなっている。
「幸せ列車」のコラムに火災事故が続発しているJR北海道のことに触れたが、在来線で130キロ運転はそもそも無理があると思っている。新快速を利用したら感じるが、私がJR西日本のトップだったら最高速度を110キロに制限するだろう。
JR北海道の特急列車でも指摘されていたが。高速運転のために車両の軽量化が図られていた歴史があり、それらは脱線の危険性が高まる事実があるそうで恐ろしいことではないか。
大阪と姫路間では、停車駅が多いにも関わらず、一部の特急列車よりも新快速の方が所要時間が短いのだからびっくりする。走行中の横揺れも半端じゃなく、いつも恐怖感を抱きながら乗車。時間があれば停車駅の多い「快速」を利用していた。
列車の最高速度は規則によって許可制が取られており、それによると山陽と東海道線での「新快速」は、米原より名古屋方面は120キロ。大阪や神戸方面は130キロとされており、どうやら直線が多い方でスピードアップがされているようだ。
在来線にも160キロ運転されている列車がある。成田空港につながる特急列車と北陸急行線を走る特急「はくたか」だが、想像するだけでも背筋がゾッとするスピードである。