2008-12-31

新年を前に  NO 2335


  朝、式場の前を通ったら、車で出て来る2人の男性スタッフと遇った。「安全運転でね」と声を掛けたら「6日、7日のご葬儀の予定も入っていますよ」と言わ れてびっくり。大晦日も正月もないスタッフの存在と共に、突然に「遺族」と呼ばれることになったご家族の方々のことが思い浮かんできた。

 海外に出掛けられたご親戚、また温泉旅行を予定されていたご親戚の方も少なくない筈。航空機は満席だし新幹線のトラブル発生で大変な目に遭われた方々が多くおられたそうである。

  過日に行ったホテルでの会合、男性3人の座る我々のテーブル以外は全員が女性。平均年齢75歳以上という皆さんだったが、200メートルからの眺望の中で 洒落た料理という企画にご満足。私も飲みやすい赤ワインを少しだけ飲んだら真っ赤な顔色。帰路の電車の中で恥ずかしい思いがした。

 今、銭湯から戻ったところだが、服用している薬の効力からか咽喉の痛みが随分と楽になり、後は微熱が治まればというところである。

 大晦日は遠方のお寺様恒例の「除夜の鐘」のお手伝いに行かなくてはならないが、冷え込みがかなり厳しくなりそうで、防寒対策を完全にしようと考えている。

  この12月、ご仏縁に結ばれる多くの方々からプレゼントを頂戴したが、その中の3名の方が選んでくださったものがソックスで、京都のお方からは高価な綿製 の5本指式の特殊なソックス。そして遠方の男性からはスポーツ専門会社が開発した特殊ソックスで、左右の指定がある高級品で履きやすくて暖かい代物。「こ れ、いいわ!」と、一足を妻に取られてしまったが、寒い時期のゴルフなどには最適のソックスと言えるだろう。 

 そして、もうお一方の女性からは黒の仕事用として暖かさが保てる高品質のソックス。そして就寝時に履くというゆったりとしたソックスで、これが何やら締め付け感もなく重宝させていただいており、それぞれの皆様に手を合わせた。

 これだけソックスを恵贈くださるとは、それだけ私の健康を配慮くださると共に、年齢的な問題が背景に秘められているとも思えるが、こんな製品が存在していたことを知らなかった私は世間知らずだったとの反省も。

  兵庫や大阪で発生したタクシー強盗の被害者、庭で花壇の手入れ中だったのに車が突っ込んだ広島での親子三人の交通事故死、5階ベランダから落下して亡く なった3歳の子供の悲劇などから冬山の遭難事故まで、年末年始には予想もしなかった事故の発生も多いもの。一方で、外国で無差別のように爆撃が行われてい る。どんな理由があろうとも、弱者を攻撃する行動は愚かな極み。そこに宗教絡みというのが複雑で情けない話し。神が引き金を引くとは信じたくない争いでは ないか。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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