2008-11-20

震えた寒さ  NO 2316


 強風が吹き荒れた一日、急速に冬モード、ついにセーターとマフラーを身に着けた冷え込みだった。

 東海北陸道、米子道、浜田道、中国道などでは積雪からタイヤチェーンか冬用タイヤが必要だそうだが、ニュース映像で見た兵庫県の神鍋スキー場も真っ白だった。

 今日も遠方からの来社が。派遣業務の法改正に関する研修会が大阪のホテルで開催されたのだが、派遣会社と契約を結ぶ際に難しい問題が生じるようで、我々葬祭業にあってはグレーゾーンという捉え方も出てくるようだ。

  ブライダル司会者から葬儀司会者に転職する人達も増えたが、そんな中でお客様のニーズが急変する世の中、個性化、多様化対応に「偲ぶ会」「お別れ会」「無 宗教」に対するノウハウが不可欠となってきており、来社した派遣会社の社長もそれらについての取り組みを真剣に考えていたのでアドバイスを。

  大企業のトップ経験者のご逝去で「お別れの会」や「偲ぶ会」がホテル葬として行われることが多いが、それらが葬儀専門式場を会場とする一般の方々からの要 望も増えつつあり、家族と友人を中心として限られた方々だけの招待形式による「式」や「会」の流行が現実化してきたようである。

 数名の発起人があれば「香典」を「会費」として考え、軽食からフルコースまでグローバルな会食も可能だが、必然として、単なる「集い」にならないようなプロデュースと司会者が求められてくるわけだ。

 21世紀の葬送形式にあって求められるのは、まず「無駄省き」であり、誰もが納得するという「賛同」なくしては有り得ないのが結論となろう。

 家族葬形式で葬儀式を終えられ、日を改めて「ご遺影」と「ご遺骨」で「お別れの会」や「偲ぶ会」という告別式に進化する傾向も見られ、ご体験された方々のご賛同とご評価
が 想像していた以上に高いので、間違いなく歓迎というニーズに支えられていくだろうが、それらを午前中と午後に分けられ、その日の内に済ませてしまう方法も 求められると確信しており、葬儀会館は、そんなノウハウやソフトなくしては成り立たず、弊社の有するオリジナルソフトが注目を浴びてきている背景とも言え るだろう。

 さて、こんな会食形式で心配なのが「献杯」からスタートするアルコール飲料問題。これらは御通夜の「振る舞い」やご葬儀終了後の「御斎」にも同じだが、酒気帯び運転だけは絶対になさらないように願いたいものである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net