2008-11-10

もうちょっと頑張るために  NO 2311


  今日も銭湯の最終客の一員だったが、ずっと続いている体調不良を一気に打ち破る作戦でスチームバスの中で体操タイム、熱い室温の中、スポーツ選手だった昔 の時代に学んだトレーニング法を久し振りに実践、想像以上に過酷な運動から強い疲労感があったが、シャンプーと身体を洗ってから温めの湯に入った頃には快 適となり、脱衣場に出て着替えていたら爽快な気分となった。

 そこで咽喉が渇いて250mlのスーパードライを1本、久し振りに身体が欲したビールの味は格別で、そこから女将さんと妹さんからご法要の相談を受けていたら、照明の消えた女湯の入り口から妻が登場、「遅いから倒れているのでは?」と心配になって覗きに来てしまった。

 さて、昨号で触れた大利根カントリー倶楽部での男子プロ、伊勢志摩の賢島カントリー倶楽部でのミズノ・クラシック女子トーナメント、両方とも韓国選手が優勝という結果となったが、どちらも大差で逃げ切りという展開だったようで日本選手の奮起を促したい思いを抱く。

 我が生野区には韓国の人達の在住が多く、友人や知人も少なくないが、喫茶店や蕎麦屋さんでの中継映像に対する声援も凄く、それらは沸き立つ感情をそのままオープン化できる大陸的なパワーを垣間見る光景でもある。

 それらは悲しみの葬儀の場にあっても顕著で、感情を秘めることを美徳とする日本の慣習とは全く異なるものだが、インドや中国など東南アジアの国々にはその傾向が強く、我が国だけの異なる文化のようでもある。

 大阪の葬儀は遺族親族の指名焼香が当たり前となっており、韓国や朝鮮の方々も同じように進めることが多いが、「金」の姓を「キム」と読むように、細やかなルビ表記に基く発音についても神経を遣うことも多いので大変である。

  発音で思い出すのがある大規模な社葬だった。世界各国からの弔電と共に、代表者の中に外国人が多く、カタカナの長い名前と発音に大変な苦労を強いられたか らで、特に参ったのがドイツ人のケース、アメリカの戦争映画のイメージを思い出しながらやったのだが、それで終わってから褒められたのだから分からないも のである。

 今年、著名な漫画家であられた赤塚不二夫氏がご逝去され、氏が見い出されたというタモリ氏の弔辞が話題になったが、そのタモ リ氏がテレビに登場され始めた頃の話芸にびっくりしたことがあった。ご存じの方も多いだろうが、独りで数カ国の人達が対戦する麻雀のやりとりを演じる話術 であった。

 フランス語、ドイツ語、中国語など言葉と内容がデタラメであってもイメージが確実に伝わってくる。そこに単なる「お笑い芸人」でない彼のインテリジェンスを感じたもので、上述の体験をしたことのある私にとっては強く印象に残っている。

  最近、「葬儀の司会者になりたい!」という人達が増えており、その多くがブライダルからの「転職」組だが、「簡単だろう」という勝手な思い込みから飛び込 んで指導、すぐに予想もしなかった衝撃を受け、恥ずかしさから挫折してしまった人達も少なくないことを知って欲しいもので、「転職」の前に「天職」として 真摯に取り組む謙虚さが何より大切で、そこに生まれる「礼節」感が司会者の「品」というイメージを形成させるものだと断言する。 

 全国 で「悲しみ」や「癒し」に関するグリーフ・ワークを研鑽する講座なども開催されているが、それらを受講する葬儀司会者も増えており、今月、そんな中の女性 達数名が弊社に立ち寄ることになっており、それまでに現在の体調を万全にさせておかなければと考えて努力しているのである。

 明日、真向かいの医院に行き、過日の採血の結果を教えていただくが、きっと問題がないと確信している。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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