2008-08-05

お好み焼き秘話?  NO 2252


 左肩から上腕部の痛みが相変わらず続いている。どうも外の暑さとエアコンで涼しい室内の温度差も悪いようで、そんな対策を考慮することも必要みたいだ。

 あちこちの整骨院やカイロプラクティックにも通ってはいるが、やはり最も心地良くて効果を感じるのは「タオ指圧」で、療法の施術を受ける京都行きが欠かせないようだ。

 そんな中、来月に九州行きの予定があり、お気に入りのホテルにおられる整体師さんの施術が楽しみである。

 頚部を原因とする苦痛を何度も劇的に治癒くださった歴史があり、ある講演の前日に1時間ほど施術を受け、終わった際に嘘みたいに痛みが消えていたということもあった。

 連日の猛暑日、外を出歩くことは大変。弊社の式場で行われている御通夜や葬儀もスタッフ達が対応してくれているが、弔問や会葬に行かれた人達から「式場でよかった」とのお声と共に、女性司会者の評判がすこぶる高いので安堵しているこの頃でもある。

 この暑さでは食欲が落ちる。こんな場合には「お好み焼き」が最適で、妻を伴ってあるお好み焼き店へ入った。

 先月は深い交流のある寺田町の千代さんや、友人が経営している生野区や阿倍野区の店、また友人達が集まる天王寺区のお好み焼き店にも行ったが、今回の店は初めてのこと。中の様子が全く分からないところから、一抹の不安感を抱きながら入っていった。

 10席ぐらいのカウンター席、6人掛けの別室もあったが、壁側の2人掛け鉄板付きテーブルに決めて座ると、奥から父子らしい2人の男性陣に出てきて「いらっしゃい」という無愛想な雰囲気の言葉を感じた

 店内は我等2人だけ。「イカ焼そば」と「イカ玉」を注文。どうやらカウンター越しの調理用鉄板で焼いてきてくれるみたいで、その時点での我々の鉄板への点火をしなかった。

 さて、私の病的な偏食については過去ログに何度も書いたが、なぜ「イカ」にするかというと何も入れずに野菜と玉子だけとは行かず、最も抵抗の少ないところから選択している事情がある訳だ。

  妻は間違いなく「豚玉」が好み。それを嫌う私の存在から「イカ」で付き合ってくれている背景もあるのだが、自席で焼く場合には大型調理用テコもセッティン グされるので問題ないが、奥の調理場となると他のお客さんの豚、肉、カキ、キムチ、チーズなどの注文対応から、同じテコを使用することとなり、それが気に なって仕方がないというのが私の秘められた本音でもあるところなのだ。

材料準備が始まった頃「いらっしゃ~い」というオヤジさんの声がした。それは、我等が入ってきた際のイントネーションとははっきりと違っており、<どうして!?>と相手を確認すると、かなり美人の女性客で納得。

  さあ、ここで上述の問題が発生する危険性が生じるではないか。彼女が何を注文するかと心配しながら聞き耳を立てていると、「持ち帰りで豚の焼ソバ。それと ここでは豚玉を食べるからね」との言葉。同時に食欲がダウンしたのは言うまでもなく、彼女の登場を恨めしく思った夏の夜となった。
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