2008-06-24

研修から  NO 2233


 銭湯で体重計測、ダイエットを意識していた結果だろうか久し振りの目的の数字に安堵、中に入ったら乾式サウナに友人の割烹のオヤジの姿が。出てきて互いの数値を確認し合ったら私の方が2キロダウンで勝っていた。

 先週に血液検査をした彼、予想しなかった数値が高くて驚いたそうだが、会話の中から原因が乳製品の摂り過ぎということで納得が。

 毎日大好物のアイスキャンディーを5本も購入する彼、そこで一ヶ月間それを断ち、改めて血液検査で調べると覚悟を語っていた。

 我々の年代になると食生活が重要だ。ちょっとした横着で健康を害することも少なくない。メタボなんて歓迎したくない言葉もあるが、トトロみたいなスタイルだけは避けたいもの。

 さて、女性司会者に対する指導の時間を設定し、司会進行以外の時間帯に重要な行動とコメントについて共に考えた。

  開式前の寺院控え室への入り方、そこで葬儀委員長やご遺族を伴う場合の挨拶や「お布施」に関する礼節などを交えながらアドバイス。続いてはご遺族やご親戚 の方々の焼香順位帳に基いてお名前を読み上げ、お席決定を進める際の最もスムーズなテクニックを提案、司会者側にとっても責務が軽減されるメリットがある ところから賛同を得たようで期待する。

 これまでに何度かこんな時間を設けたが、メモとして彼女が書き綴ったノートのページ数もかなり増 えたよう。間違いなく嫌われているだろうと思いながらも些細な部分にまで拘ってしまう。私が伝えたいのは「会場空間」内での参列者の心理、言葉と行動で如 何に「儀式空間」として神変させるかということで、様々なオリジナルサービスの発案具現化に至った背景とそのプロセスの重要性についても触れておいた。

 今月、他府県から来社した司会者が数名あったが、その研修の際に彼女も参加、それぞれの個性を互いに体感しながらどのように活かせるべきかと話し合ったことも有意義だった。

 彼女が担当したご葬儀、ご精算時に感謝のお言葉を頂戴してきたという報告も数件あったが、それはトーク技術に対するものではなく、彼女に願っていた「やさしさ」が内面から芽生えてきた結果だと信じたいもので、また会社の「人<財>」が増えたと嬉しく思っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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