2007-11-15

合 戦 ?  NO 2035


 起床したら、咽喉におかしな兆候が。間違いなく風邪を原因とする痛み。耳鼻科に行くか、それとも真向かいの医院で点滴か?と迷いながら、医院前に自転車が1台もないのを見て飛び込んだ。

 扉が開くと待合室に誰も姿はなく、<ラッキー!>と思いながら受付に行くと、奥さんが「インフルエンザの予防接種ね!」と誤解のお言葉。「いいえ、風邪です」と答えてすぐに診察室に入った。

 聴診器検査に続いて懐中電灯で咽喉の奥を確認、「赤くなりつつある」ということで点滴ベッドへ。そこで栄養剤や抗生物質がブレンドされた点滴を受けた。

 その後、2種類の風邪薬をいただき帰宅。無理をしない体力温存の1日を過ごしていた。

 午後3時前、薬の服用に食事をということで近くの蕎麦屋さんへ。事情を知られたご主人特製メニューの蕎麦を食して少し元気が出たみたい。

  そこで読んだスポーツ新聞。小林幸子さんと和田アキコさんのバトルの記事が目に留まった。「出場決定されていない段階で豪華衣装の発表は!?」というよう な内容だが、1年のお祭りだから知らないが、美川憲一さんと小林幸子さんの衣装の話題なんて大嫌い。「今年は豪華な衣装を止めました。その費用を病気で苦 しむ子供達へ寄付します」とシンプルな服装で登場したら素晴らしいのにと思ってしまい、そんな自分の僻み根性も嫌になってしまう。

 そんな話題が先日にもあった。不健康イメージの「うの」さんとかいうタレントの豪華結婚式。お笑いみたいな演出に寒気を感じる光景をニュースで観たからで、横に居た「新郎」のこれからの「辛労」と「心労」を想像申し上げた。

 そんな中、紅白歌合戦の司会が決定していた。赤組はスマップの中居君だが、徳光さんと同じで「ええ~」のオンパレードの聞き辛さにミスキャストを感じてしまう。

白 組担当の笑福亭鶴瓶さんは意外な人選だった。全国各地を歩く番組の貢献度から選出されたのだろうが、同じようにNHKに積極的な協力イメージを行動してい た桂文珍さんもいるが、番組そのもののキャラでは鶴瓶さんのホットなイメージが勝ったと思われるし、マンネリ打破に何か画期的な演出が仕掛けられるような 気もしている。

 過去の男性同士の司会は、昭和30年の「高橋恵三」さんと「宮田 輝」さんだったが、当時、小学生だった頃なのに、その時の記憶が光景として残っているのだから不思議である。

 そうそう、「好きだった曲を流してください」という葬儀が1日に2件あった。お一人は女性の方で「石川さゆり」さんの「風の盆恋歌」。そしてもう一人の方は男性で「森山良子」さんの「涙そうそう」だった。

  ご自宅からCDをご持参されるケースが多く、皆さんが「ご出棺の時に流して」と仰られるのだが、ご焼香を済ませたら帰られる会葬者が多く、「思い出を形 見」という発想からすると多くの会葬者が居る時間帯が理想。そこでご導師の了解を得て「献奏曲」的な考え方から、ナレーションの一部にシナリオ化し、クラ イマックス的な時間に流すことも一案で、これまでの体験ではすべて高評価につながっている。

 これらは厳密に考えれば「著作権」という問 題が秘められている。演出として活用されること自体に触れるのである。故人自身がご購入され、ずっとお聴きになっておられたものとしても抵触するかもしれ ない。しかし、その方のご終焉の儀式にあって「人道的」や「人情的」な観点から<許容されるのでは?>という考え方が現実だろう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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