2007-10-05

ちょっと休憩します  NO 1994


 朝からスタッフ責任者から電話。遠方で行われる10時からの葬儀、そして12時から弊社式場で行われる葬儀の司会を頼まれた。

 12時からの式には、お客様からナレーション創作の依頼があったそうで、8時過ぎに資料が自宅に届けられ、30分を費やして基本シナリオの構成を組み上げ、急いで着替えて遠い式場へ向かった。

 腰がジンジンしている。これ以上ひどくなったら大変と、外気温が30度を越える中、車のシートヒーターのスイッチを入れ温めながら走行した。

 定刻通りに進められた葬儀、世話人代表の立場にある女性会長さんが素晴らしいお方。「お葬式のお手伝いは『お供養』と『功徳』になるの」と仰り、皆さんがご当家側からの飲食接待を固辞されたからだ。

 時間があったらお話をしたい思いだったが、次の葬儀に間に合わないと大変。専用のバッグを積み込んで弊社の式場へ向かった。

 本社に寄ってプリントアウトをする時間がなく、パソコンを司会台に置いて手直しをしていたら、故人の娘様が横に来られ「母のためにお願いが」と内緒話が。

 それは、来年に金婚式を迎えることが出来なくなったお母さんへのやさしいご配慮。それを組み込んで構成を変更させた。

 それは、とても静かな葬儀となった。立派に成長されたお孫さん達が「お爺ちゃん!」と絶句された光景が印象に残っているが、火葬場から「御斎」の会場まで私が責任を持って担当申し上げた。

  腰のジンジンが限界を迎えた。式場に戻ると前屈みになって歩いてしまう。接待担当の女性スタッフからも「大丈夫ですか」と声を掛けられ外見もひどいよう。 こんな場合は何より銭湯の電気風呂。そこで早めに銭湯へ行ったら、お世話になっている真向かいのお医者さんとご一緒だった。

 温めの湯船に大きな看板が。何かグラフみたいなものがあったので確認したら、入浴で生まれる「α波」がバスタブの大きさに比例して大きくなるとあり、「湯」は「癒」と説明のあるグリーンの湯に入ってきた。

 さて、我が家の白猫の状態が悪い。もう20年もいるのだから長命だが、よくここまで生きたものだと驚いている。

 もう1匹の悪猫も元気がない。<おかしい?>と思って確かめたら、どうやら野良猫と喧嘩をしてきたみたいで顔に怪我らしきものが認められた。

 今晩、知らない内に我が家の玄関にビニール袋がぶら下っていた。中身は都会では珍しい山の産物「ムカゴ」がいっぱい。こんな物を届けてくれるのは、週に何度も山に通っている割烹の友人しかいないと思い、店に立ち寄ったら正解で、ちょっと軽くお酒をよばれて帰宅した。

 こんな体調で身体を酷使、明日はタオ療法を受けに京都へ行く。至福な時間を過ごすことで間違いなく癒されるだろうと期待する。

 そうそう、今日の結びに書いておこう。昨号で書いた「心星」だが、グーグル検索で3ページ目にあったのがトップページの7番目に登場していた。きっと探してくださった方がおられたのだろうが、ネットの世界の変化は驚き、そんな事実を改めて知った体験だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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