2007-10-04

身も心もジンジン  NO 1993


 朝、商店街のスーパーの前で友人の奥さんとバッタリ。彼女は先月に大きな手術を受け、その後の検査結果に恐怖感を抱いていた。

「嬉しい話題があるの」とニッコリした表情、先に友人の店に行って待っていたら戻って来て、「担当医から『放射線治療の必要がない』と言われたの」と満面の笑み。周りにいた人達と一緒に「よかったね!」と声を掛けた。

「ビールも飲めるの。リハビリすれば、しばらくでゴルフも出来るの」と嬉しい事実、近い内に食事に出掛けようと約束をした。

 それから自宅に戻って着替え中、妻が娘との電話で「嘘!」と大きな声にびっくり。私にとって3人目となる孫が宿ったそうで、性別検査ではどうやら女の子ではないみたいだが、医師の勘違いもあるので先の楽しみと考えることに。

 こんな時代に「何を考えているの!」と、女性差別だと叱責されるだろうが、昔は、男の子の誕生は「家」にとって最上の慶事。お墓と仏壇を祭祀する存在が出来たと言われてきたからである。

 とにかく元気に生まれてくることを願いながら感謝の合掌。来春の誕生を楽しみに、私自身もそれまでは元気にありたいものだと心を新たに。

 タクシーで式場へ向かった。何度か書いた「もったいない空間」である大阪市立の葬祭式場「やすらぎ天空館」だが、今日は、びっくりするほど多くのご供花があっても代表者焼香順位は一切なし。その背景には「ご仏前では平等」という考え方があったからである。

 奥様と2人の娘さんから託されたメッセージが素晴らしかった。何より感銘を受けたのは文章での言葉遣い。ご主人、お父様に対する何とも言えないニュアンスの敬語に感服。こんな素晴らしいご家族と過ごされておられた故人が羨ましくさえ思えた。

 弔辞、弔電に続いてナレーション、その中で女性スタッフに上記のコメントを代読させたが、後で多くの会葬者が私と同じ思いを抱かれていたことを知った。

 火葬場へお2人のお寺様が同行されるとのこと。そこで私が随行を担当してきたが、昨日に続いて今日も駐車場への移動がなくてラッキーだった。

 高速道路経由で渋滞がなくスムーズに帰着。後を任せてタクシーで戻り、弊社と深い関係のある女性のお父さんのお通夜へ行った。

 夕方に振り出した雨が止んで安堵。湿度が高いように感じられたので式場のエアコンを強くしたら冷え過ぎ、腰痛にジンジンと影響を及ぼしてしまい後悔をした。

 スタッフの誰もが食事時間が取れず、少しの合間にスタッフルームでポテトチップスをポリポリ。私も2枚ほど貰った。

 そうそう、天空館の葬儀だが、火葬場からの帰路はマイクロバスに同乗させていただき、車内で「オシャレなお葬式だった」から始まって、やさしい音楽の話題が耳に入った。

 すべて編曲された特別バージョンだが、団塊世代であった故人が歩まれた人生の中、印象に残りそうな選曲を考慮。それを感じてくださった方々の存在に嬉しい思いを抱くひとときとなった。

 さて、リンクのページで結ばれている「サンサンてるよ」さんのページだが、今日の電光掲示にマラソンの金メダリスト「Qちゃん」を育てられた小出監督の名言があり、印象に残ったので紹介を。

『牛乳を飲む人より、配達する人の方が健康だ』・・・健康に留意します。

 それからリンクでは結んでおりませんが、温かいハートの男性が綴るブログのタイトルの紹介を。近い内に彼について書く予定だが、興味のあるお方は「心星」をヒントにお探しくださいますよう。
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