2007-10-01

トワ・エ・モワ?  NO 1991


 今日の大阪は冷たい雨。まるで秋を飛び越して冬モードでびっくり。しかし、テレビのハイライトニュース、昨号で書いた日本女子オープンの会場である北海道は好天で、まさに秋晴れという中で競技が行われていた。

 最終ホールのひとこまで、リポターのベテランプロが「優勝した諸見里選手とキャディ担当の江連プロとの会話の声が高く、同伴競技者である不動選手に配慮すべき」と苦言を呈していたが、私が気になったのは彼女の伝える低次元な言葉遣いであった。

 発言する度に「あの~」が出てくる。ひどい時は1分間に8回ぐらいもあって耳障り。びっくりするほど大袈裟?な中継態勢で望んだNHK側から、どうして「おしゃべり」の指導がなかったのだろうかと不思議な思いが。

 大袈裟と書いたのは、高さ50メートルもあるクレーン車まで持ち込んでいたからだが、凋落気味の男子プロとは随分と格差を感じる光景だった。

 一方で、連敗が始まった頃のタイガースの中継で気になったのが関西弁丸出しの解説者。いくら何でもひど過ぎる。どうしてあんな人物を招いたのと疑問が。そこから阪神は一気に転落してしまった。

 どちらもミスキャスティングである。視聴者に「この解説者は最悪」と思わせたらお終い。エキサイティングでドラマティックな試合さえ沈んでしまう。それだけ影響があると考えてから人選して欲しいではないか。

 さて、10数年前、我が家を会場にして定期的に開催されていた英会話教室の先生から手紙がきた。オーストラリアから多くの日本語学校の生徒達を連れて関西にやって来るとのこと。スケジュールを添えて「出来たら会いたい」と書いてあり、数日後に自宅に迎えることになった。

 もう10年は会っていないので久し振りの再会になるが、一緒に来日された旦那さんも日本語が出来るのかを心配している。

 その当時、カナダ、アメリカ、オーストラリアの人達がよく我が家にやって来ており、みんな日本語を学びに来日していたのだが、帰国してから送られてくる郵送物に漢字までしっかりと書かれていたのでびっくりだった。

「すき焼き」「お好み焼き」が我が家の定番。妻が準備をして私が奉行を担当するが、特に「お好み焼き」の評価が高かったのは「隠し味」が秘められていたからで、今回はどちらにするかを検討中。

  偏食人間の私、「かやく御飯」や「関東炊き」の具も決まっており、動物性のものは一切なし。と言ってもダシは鰹節などを使っている。そんなところから味付 けが難しいが、お裾分けした友人だけではなく、プロである割烹のオヤジからも高い評価を貰っているので「まあまあ」だと自負している。

 我が家の「ピンポーン」は鳴る回数が多い。なぜなら銭湯に行かれる人達が何かを差し入れに寄ってくださるからで、いつも手を合わせている。

 今、その銭湯から帰宅して打っている。湯煙の中で会った人物は弊社の仕入先のお兄ちゃん。いつも緊張した雰囲気でペコッと頭を下げてくれる。

 今晩は、いつもから30分ほど遅くに来られていた常連さんもいた。もう80歳ぐらいのお爺ちゃんだが、散らばっている風呂桶を集めてきれいに洗って積み上げたり、洗い場に放置されているカミソリなどをゴミ箱に捨てておられるので頭が下がる。

  銭湯にも様々な人生模様が見える。時には「独り言」を呟いている人もいるし、ご機嫌な時には鼻歌が出る人もいる。そう言う私も独りだけの時は「ルル ル・・・」なんてスキャットで声を出す。それは湯気を吸い込む深呼吸にもつながり、小さな声ほど腹部まで負担を感じる健康法だ。 

 選曲は、いつも「アマポーラ」だが、歌詞を知らないので「銭湯、夜更けのスキャット」となっている。ギターの弾き語りで「誰もいない海」を歌いたい季節である。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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