2007-08-21

搭乗は、運否天賦?  NO 1951


 那覇空港での航空機事故、テレビの画面を観ながら恐怖感に襲われ、全員の脱出直後に爆発したという事実に奇跡という言葉を思い浮かべた。

 何やら人災というような感じがするが、消防車の到着が遅かったことは間違いなく危機管理ミスという人災だろう。

 人の人生とは分からないもの。これまでに何度も書いたが、今日あるのはこれまで災難に遭わなかったから。そんな人は随分と幸運な人と考えたい。

 過去に中華航空を利用したことが1回だけあった。帰路はタイ航空だったが、同行していた人が「中華航空のパイロットは空軍上がりが多いから優秀だ」と教えてくれたことが印象に残っている。

 整備ミスが何より恐ろしいが、いつも自分の家族が搭乗すると考え、臆病な作業をして欲しいものである。

  中国や台湾の人達の国民性は「大陸的」というのだろうか、如何にも大らかな感じを抱いてしまう。中国の国内で工事中の橋が崩壊したのも先日のことだった が、食の安全や模造品のオンパレードという最近の話題、そこには様々な問題がその背景に秘められているよう気もする。「自分じゃない。他人のことだから」 なんて考え方があるのだろうかと疑問を覚える。

 何処の国にも悪人が存在するが、他人を被害者にする加害者は劣悪だ。今日のニュースに 「真珠」の売買でややこしい詐欺組織が摘発されていたが、被害者の一人の女性が友人達まで勧誘してしまったようで、「私は、被害者であり、加害者でもある のでしょうか?」と語っていたのは気の毒だったが、こんなに「あまい」話を信用するとは信じられないこと。人は「お金」というものにすべてが見えなくなっ てしまう性格があるようだ。

 我々葬儀の世界にも問題が増え、冠婚葬祭互助会の解約問題がややこしく揺れている。随分昔に数万円で入会した人達も多く、「その費用では出来ません」と言われて解約に進む訳だが、そんなお客様を担当すると保険と勘違いされていた人達が多いことを知るところとなる。

  20数万円のコースに入会されていた方が、契約を結んでいる互助会に事前相談したところ、「最低100万円は必要です」と返されたそう。そんなトラブルの 発生は我が業界にとってイメージダウンにつながるし、何より悲しみの方々を二重の悲しみに陥らせるから罪が重いと思う。

 最近の事前相談のケースには、互助会を解約されて来られた方々が増えている。

 もう日付が変わってしまったが、今日は午後から由緒ある名門ホテルに出掛け、夜遅くに大阪に戻る予定。どうか無事故で往復できますようにと手を合わそう。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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