2007-08-19

残暑の時期なのに?  NO 1949


 銭湯大好き人間の私、あるテレビの特集番組を観ながら<なるほど!>と教えられたことがあった。

 自宅風呂も銭湯も身体をきれいにすることは可能だが、銭湯とは「お風呂」のプロ。心身を温める環境サービスが大切ということだった。

 銭湯は、我々庶民の憩いの場。暑い夏、寒い冬の有り難さは別格。絶対に自宅のバスでは味わえない世界があるから好きなのである。

 今、ある組織団体の記念会の幹事を担当。日帰りで思い出深いひとときを過ごすという企画で頭を悩ませていたのだが、友人の割烹のオヤジが「それ、いただき!」というようなヒントを与えてくれて助かった。

 スーパー銭湯大好き人間の彼、<えっ!そんなところが!>というような穴場を教えてくれ、おまけに参加人数分の割引券までプレゼントしてくれたのである。 

 市内の銭湯と変わらない料金でびっくりするような施設が利用できる。目的地からの帰路、少しだけ遠回りとなるが、それだけの価値観があると判断をして決定することにした。

  昨日まで描いていた企画では、帰路に湯質で有名な温泉旅館に日帰り入浴となっていたが、それが大阪の近くに立ち寄るだけでグローバルな入浴の世界が開ける ことになる。第一部の企画は誰もが期待している内容なので、その第二部の仕上げによって意義深いに1日になるだろうと確信する。

 さて、 土曜日なので整骨院は午前中だけ。早朝の散歩で整骨院の前を通ると「午前8時から」と書かれてあり、そこで自宅に戻って7時40分頃に行ってみたら、もう 10人近い患者さん達が治療を受けていてびっくり。電気治療、マッサージを済ませ、5分だけ「ぶるぶる君」に挑戦して仕事に出掛けた。

 式場に入ると「喪主様がお待ちです」と担当責任者からの報告。伺ってみるとお墓のご相談。お父様がご長男でないことを確認してから様々なケースについて説明を申し上げた。

 お墓については随分と勉強した歴史もあり、葬儀社の立場では知りえない世界を学んだつもり。最近に目立ってきた強迫商法的「お墓ビジネス」を撃破可能な説得力を有しており、もう少しで騙されるという方を救ったことも少なくない。

 テレビで芸能人をこき下ろしているオバサンも大変な人物。その背景に泣いている人がどれだけいるのだろうかと同情申し上げる。

 印相、墓相、手相、顔相なんて言葉があり、それぞれが強迫ビジネスの対象となっているが、人の弱みに付け込む悪質な商法は罰当たり。それが「顔相」で分からないという人達が気の毒だ。

  涼しい空間で行われた静かな葬儀、さて「ご出棺」と表に出たらクラクラとするような暑さ。ふと浮かんだのが甲子園で熱戦を繰り広げている球児達。「皆様の これからの人生で、夏の高校野球の中継をご覧になった時、**様のご葬儀に参列されたことを思い出してくださいますよう」と結んでお見送り申し上げた。
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