2007-08-12

サイレンの音に!  NO 1942


 土曜日の午前中で数日休診となる医院や整骨院、取り敢えずの薬はあるので医院は大丈夫。ちょっと寝違いしたみたいで痛みを感じるところから整骨院へ行き、年のためにと施術を受けてきた。

 この数日の猛暑は暴力的。外へ出るだけで強烈な紫外線を感じ、コンクリートの焼けた地面から上がってくる強烈な熱にボーとなってしまう。

 そんな中、高校野球の応援に甲子園球場に行ってきたという知人に会ったが、「倒れそうになった」という言葉に思わず「大丈夫?」と返した。

 夕方、陽が西に沈んだ頃、地域の方の葬儀に会葬を兼ねて参列。式場に着くと玄関担当の女性警備員が敬礼をしてくれたが、外で仕事をしなければならない彼女の体調を心配して声を掛けたら、「元気だけは自信があります」と笑っていた。

 最近、不思議と珍しい宗教の葬儀が続いている。今夜のお通夜もめったにないご宗派。ご導師は遠方からお越しになられたが、拝顔したら何度かお会いしたことのあるお方。ご法話が温かい内容なので印象に残っていた。

 担当責任者によると「分刻み」で行動をされているよう。お盆の大変な時期にお車での移動は渋滞が恐ろしい問題だが、何より交通事故に遭遇されないようにと手を合わせてお待ち申し上げていた。

  お通夜は午後7時からということだったが、責任者から「ひょっとしたら5分か10分遅れてご到着されるかも」と聞き、その時は何分でも「つなぐ」からと伝 え、幾ら遅れられてもロビーから直接式場へお入りいただくことは厳禁で、「お控え室でゆっくりとお茶のひとときを」と厳命しておいた。

 式場にご多数のご親戚の皆さんがご着席、そこで葬儀委員長さんのご紹介を申し上げていたら「ご導師ご到着」のサインが。アドリブを覚悟していたが、予想外に渋滞がなかったようで安堵した。

 式場内は寒いぐらい。親戚の方が多いということから温度を下げていたらしいが、ちょっと冷え過ぎ、途中でアップさせていたと後から聞いた。

 ロビーや控え室のモニターを確認すると、少し画面が歪んでいる。どうやら誰かがカメラに触れてしまったらしく、担当者がセッティングをやり直していた。

 後を任せて遅めの食事に蕎麦屋さんへ。多くの知人達に会ってタイガース談議に。<これは堪らず>と早めに退散。自宅に戻って着替えを済ませてメールの返信作業。

 そして「独り言」を打ち始めた頃、サイレンが聞こえて疎開道路を次々に消防自動車が走行。しばらくすると銭湯に行っていた妻が「えらいことよ!」と帰宅。空にモウモウと煙が上がり焦げ臭い香りがと言うのである。

  外に出てびっくり、確かに大変な様子。近所の人から「商店街の方よ」と聞いていよいよ驚き。生野本通りと言えば弊社の西館のすぐ近くである。急いで疎開道 路に出たら煙が見えたが、消防車やパトカーが東の方向に並んでいたので少しだけ安堵。しばらくすると商店街の役員さんが通られ、被災されたお家が何処かを 教えてくれた。

 アーケードのある商店街が煙っており、役員の皆さんが屋根の部分を開放するべきかと合議中。そんな時、「もう鎮火した」という声があってやっと落ち着いた。

 お客様のことが心配になって西館の前を通ったら、午前0時を回っているのに会社のワゴン車が停まっている。中を覗いたら誰かの自転車が積まれており<?>と思っていたら近所の食事処のお兄ちゃんが「社長、ここです!と教えてくれた。

 店内を覗くと3名の女性社員が食事中、この時間帯からすると、どうやら会社に宿泊をするようだが、早く帰りなさいよと声を掛けて帰宅。明日、知人の近火見舞いに行かなければならない。
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