2007-07-09
こんなことも! NO 1912
我が生野区で著名な人物からお電話が。「あなたに会いたいという若い女性がいるから時間を」ということから、喫茶店で待ち合わせて1時間ほどお話しをした。
紹介をされた彼女は、電子オルガンの演奏者。伺ったらかなり高レベルな経歴の方。弊社の式場で演奏の仕事をということだった。
これも「ご仏縁」ということになるのだろうが、弊社や私のことを知られたのはホームページ。グーグルで「葬儀 音楽」と検索したらトップに弊社のページが出てきたそうで、戻ってから確認したら、確かに弊社のオリジナル・サービスのページがトップに出てきたので驚いた。
そのホームページを開くきっかけになったのが、過日に担当した講演会。講演の中で葬儀に於ける音楽の重要性を話し、レクイエムについてご体感をいただいた参加者の方が話題にされたことからであった。
「突然の電話やメールでは」ということから、誰か弊社につながりのある人物はに進み、冒頭の方が「私が社長を知っているから紹介してあげる」となったそう。
電子オルガンもメーカーによって呼称が違う。エレクトーンはヤマハ、他にテクニトーンや河合、それにハモンドもあるし、それぞれの音色の個性がある。
弊社に3年ほど前までハモンド・オルガンがあったが、「あった」という過去形の言葉が如何にも残念。それは随分昔に私が習っていた先生から譲り受けたアンティークな代物。ハモンド独特の音色が懐かしいが、故障気味だったところから知らない内に処分されてしまっていた。
お通夜や葬儀当日の生演奏は、確かに会場空間を変えることが出来る。これまでにピアノや弦楽四重奏からオーケストラにコーラスまで対応してきて来た歴史もあるが、それらはホテルや文化ホールでのプロデュース。
一方で、シンセサイザーという便利な存在もあり、長けた奏者ならパソコンで重奏収録をどんどん繰り返して進め、どんな編成でもやってしまう驚きの世界もある。
オリジナルCD「慈曲」にもご興味を感じられたそうだが、私の音楽活用法は単なるBGMだけではないことをお話し申し上げ、後日に改めてご来社のうえ、ご体感をいただくことになり、講演とネット検索が結びついた「ご仏縁」の不思議に手を合わせた今日だった。