強風の日が続き台風のような北国、そこへ大雪という荒れ模様の天候。東海道新幹線でも遅れが出ていたのでびっくりした。

　若かりし頃、我が大阪に大雪が降って積もった記憶がある。３月１０日と３月１３日だが、どちらも１０センチ以上だった筈。

　 昔、石原祐次郎さんが骨折事故に遭遇されたのは、志賀高原の発哺温泉「ぶな平」スキー場だが、そこへ学生時代に友人と３泊４日で出掛けた際、地肌が見える ような雪不足の状態で、毎日ロープウェイで東館山まで昇っていたが、３日目に大雪が降り「新雪で危険だから」と出られなかった出来事もあった。

　自然とは恐ろしいもの。勝負を挑むのでなく謙虚に受け入れることが大切。そんな心情抱きながら６０年の齢を重ねてきた。

「お爺ちゃん、還暦おめでとう！」と孫から電話。「有り難う」と返したら続いて「還暦って、何っ？」と言われ、説明するのに時間を要した。

　さて、服用している薬の影響からだろうか、生活リズムに変化が生じて困っている。毎晩１０時頃になると襲ってくる猛烈な睡魔、ちょっとでも横になれば自然に眠りにつき、きっちり３，４時間経ってから目が覚める。

　そこから「独り言」やナレーションの原稿を打ち始めるのだが、「寝ぼけ」と「冴え」が頭の中で交錯気味で、何やらおかしな内容になってしまって難儀なパターンを繰り返しており、そこで就寝前に服用する薬を呑むのだから朝方にも影響が出てきている。

　腕時計をつけるあたりを親指と中指で回して握ってみる。それで大凡の体重変化が予想出来るのだが、退院してから最も太くなっているような感じがした今日。間違いなく体重が増えている。明日は銭湯で計測しようと思っている。

　 偏食の多い私だが、最近は好みのものばかりを食している。餃子が有名な中華料理屋の友人の店、そこで「野菜だけの五目そば」「野菜だけの焼きソバ」を特注 し、深い交流のあるお好み焼き屋さんで「野菜だけのお好み焼き」と注文したら、近くのテーブルにいたお客さん達の変な視線が突き刺さってくるのも辛いも の。

　友人の割烹のオヤジも特注料理を作ってくれる。食欲不振で体力ダウンと見えれば、一気に元気になるような料理を考えてくれるので有り難いのだが、最近はどうも太り気味が問題で、蕎麦を中心とした料理を選んでいる。

　明日、仕事を終えてから銭湯へ行くが、そこで体重測定をしたら間違いなく新記録が予想されるので、朝食、昼食、夕食の量を減らして臨むつもり。果たしてどんな数値が出るのか興味深いところである。