2007-01-09

通過儀礼の日に  NO 1742


 正月早々の連休、<整骨院の治療が>と思っていたら祝日の午前中は開院されているとのこと。そこで助かったと思って鍼治療、マッサージ、牽引を受けてきた。

 薬局でっ買ってきた塗り薬や医院で頂戴した湿布薬を使っているが、一向に好転の兆しがなく、夜は閉店前の時間に銭湯へ行き、今、帰宅したところである。

 今日のお気に入りの湯は「唐辛子」の入った薬用風呂、ピリピリすることが腰痛に効果があるそうで、いつもよりゆっくり目に過ごしてきた。

 国民の祭日「成人式」だが、20年を一区切りと考えれば3回目の成人式を迎え、おまけに年男ということにもなるが、テレビのニュースに出てきた金髪や揃いのド派手なレンタル紋付を着用する若者のような度胸はない。

 全国の会場で毎年のように荒れ、今年も逮捕者が続出と報じられていたが、「会場」と「式場」の違いの意識なくしてその集いに意味はないだろう。

 主催者である市町村が予算を組み、年間の通過儀礼のように形骸化してしまったものを元に戻すのは難しいだろうが、我が日本の礼節文化がボロボロになりつつある姿を顕著に物語る祝日のような気がする。

 金色の紋付を身に付けて闊歩する光景をニュース映像で観たが、そのレンタル料が6万数千円というアナウンスを聞いてびっくり。それで酒のラッパ飲みや粉末の掛け合いをやっているのだからクリーニング代に染み抜きの費用が大変だろうと想像した。

 あれがレンタルでなかったらどうだろう。果たしてあそこまでやるだろうかと疑問も生まれ、彼らの親御さんの心情を尋ねてみたい思いもした。

 一方に明るいニュースとしてほのぼのとした成人式があった。二十歳になった時期に何かの事情で成人式に参加出来なかった人達数名が招待され、そんな中にお孫さんと共に出席されたお婆ちゃんの姿が印象に残った。

 全国で強風が吹き荒れかなりの被害が出ていたよう。塾生のブログに雪道の写真が添付されていたが、ジープで走行しなければ大変な状況みたい。事故に遭遇しないようにと手を合わせておいた。

 弊社のスタッフも走り回っている。こんな時間にあちこちへ打ち合わせに行っているとのこと。風邪をひかないように、事故を起こさないようにと祈っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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