2006-10-19

医学と料理?  NO 1662


 厚生労働省が2008年度から実施する「健康診断」の予測として、研究機関が発表した数字にびっくり。男性98パーセント、女性92パーセントに何らかの疾患があり「不健康」となるそうだ。

 友人や知人と健康談議をすることも多いが、互いの血液検査の結果を見せ合っても、必ず何かの数値に問題があるもの。最近に話題の腹部脂肪なども「健康ではない」と分析されるのだろう。

そんなところから考えなければならないのは「予防医学」の啓蒙。これまで私を診察くださったすべての医師が「歩くことが一番」と結論付けられていたが、日頃の健康管理にあって「食」と「運動」がキーワードと考えたい。

 そんな思いで30分ほど町の中を歩いたら、ご葬儀を担当させていただいたお客様4人と出会い、その後のご様子を伺ったが、やはりそれぞれが感じておられる寂しさが伝わってきた。

 過去に何度か書いたが、悲嘆の「薬」のひとつとして「生前の思い出」が重要だが、悲しみの事実を知る関係に生まれる「思慕感」も大切、それが葬儀を担当させていただいた我々にも深くつながってくるのである。

 お母さんを亡くされた娘さんから「父があれほど寂しがるとは予想もしませんでした」と伺ったが、「男とは寂しがり屋なのです」と立ち話。今日は黒い服でなかったので目立ったなかったような気もしている。

 最近、事前相談が多くなってきたが、スタッフからの報告を集約すると個性化、多様化のご要望がいよいよ強くなっており、2000年を迎えた頃から提案してきたオリジナルな葬儀の形式に賛同のお声をいただくことも増えてきている。

 ブライダルの世界には「新婦のわがまま」対応という常識があるが、葬儀の事前相談にあって、ご本人を交えたご家族との会話が意外と和やかに行われるケースもある一方で、ご家族だけの場合には、もうすでに「悲嘆」の世界に陥っておられる現実的なこともある。

 特徴的なこととして、ご本人が入られるケースでは、相談後からお元気になられることが多く、これで安心ということからだろうか、ご趣味などに充実された晩節を過ごされる傾向が高いようだ。

 さて、ブログに誹謗中傷を書き込まれたことから、衝撃を受けて自殺未遂に走ってしまった中学性のニュースが報じられていたが、今は人の心も「美しくない」社会となってしまっているようだ。

大人から子供まで「いじめ」の話題が多過ぎる。それを教育者がやっていたこともニュースにあったが、内閣の諮問委員会のメンバー皆さんの教育改革に期待を寄せたい。

 我が生野区には、韓国と北朝鮮の人達が多く在住されている。喫茶店や食堂で核問題について議論を交わすこともあり、大半の人達が将軍様の核行動を嘆いておられた。

  そうそう、出社したら見たこともない豪勢な料理がいっぱい置かれてある。昨日の朝から夜まで行われた法要のお供えだそうだが、まるでテレビドラマ「チャン グムの誓い」の宮廷料理のよう。パイナップルをそのまま芯に活用し、その周囲にたくさんの栗を丁寧に貼り付けてあるお供えなんて芸術のよう。スタッフ達が みんな感心して眺めていた。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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