2006-08-31

内輪話ですが  NO 1613


 全国を結ぶ高速バスが人気。東京から札幌、大阪から鹿児島や仙台という便もあり、低価格が売り物になっていたのに「ファーストクラス」というような上質設備も登場して賑やか。そんなバスを初めて利用した妻が災難に遭遇していた。

  関東を出発して大阪へ向け東名高速道路を走行中、日本平付近でタイヤがバーストしてしまったみたいで、最寄のサービスエリアで手配されたタクシーで静岡駅 まで行き、新幹線と特急「はるか」を乗り継いで帰阪してきたが、乗換えがない、そして大きな荷物がある利便性から利用したバス、「もう懲り懲り」との感想 だったが、そのバス料金以外の交通費はバス会社負担ということだった。

 今日は首の矯正に整骨院へ。待合の時間調整に置かれたヘルストロ ンに座って新聞を読む。そこに京都では「路地」のことを「ろじ」とは読まないとあった。確かに我が大阪でも「ろおじ」や「ろうじ」との会話が通常だ。そん なことを考えているとベッドに呼ばれ、心地良い電気治療にマッサージに、ふと遠い昔のことを思い出していた。

 遊びも地域によって呼び名が異なるもの。小学校3、4年生時代に流行したのがメンコだが、当時の大阪では「ベッタン」が一般的。最近に流行の兆しがある「ベー独楽」も「バイ」なんて言葉でやりとりされていた。

 子供の性格には得て不得手が色々あって当たり前。私が得意だったのは「ビー玉」ゲーム。数種類のルールがあったことを記憶しているが、石炭箱に半分を超すぐらい溜まったところで母に捨てるように命じられ、泣く泣く捨てて「足を洗った?」歴史も懐かしい。

 過日、近所の銭湯の孫さんと我が孫が仲良しと書いたが、その孫が彼女に手紙を書いてきた。また、A4サイズ3枚をホッチキス留めした絵本を創作、表紙は「青・赤・緑」の風船が描かれ、タイトルは「ふうせんってしゃべる?」で、下に名前があった。

 私の生きた証しの記念の1ページとして、ここにしたためておくことするが、すべて平仮名だったので漢字に変換する。

『風船って、喋る? 風船は喋らないよ。 何でか知ってる? 風船は道具だから喋らないよ。 だってみんなは喋るけど、道具は喋らないから風船も喋らないよ。風船は顔がないから口もないんだよ。 風船は足も体もないから喋らないんだよ。骨までないから喋らないんだよ』

 何やら意味不明な内容だが、ページの中に描かれた「消しゴム」「のり」「鉛筆」と「少女」の絵に女の子らしいメッセージが込められているような気がし、不思議な幸せ感を覚えた。

 自然環境に恵まれた2年間のアメリカ生活の影響からか、どうも「のんびり」タイプのよう。その内に何か「得手」が見つかると思っている。

 こんなことを書きながら殺伐とした事件報道に衝撃が。簡単に人の命を奪う悲劇の現実にやるせない思い。

過日の福岡で3人の子供達が亡くなった交通事故だが、警察庁が来月の12日から全国で徹底して飲酒運転を取り締まる期間を設けるそうだが、なぜ明日から行わないのかと疑問を抱く。その日までの2週間で間違いなく飲酒運転の犠牲者が出るからである。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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