2006-05-29
ご来館に手を合わせ NO 1519
弊社には、これまでのコンサート開催などでご入会をいただいた「シーン・メンバー」さんの存在がある。また、秘書サービスが便利だからとご入会をされたメ ンバーさんもあり、ご利用の際に感謝くださる言葉が嬉しく、ちょっとだけだが社会貢献の「かたち」が具現化出来て喜んでいる。
そんなメンバーの皆さんに「ヒューマンライフギャラリー・シーン2号館」の内覧会のご案内を郵送申し上げたが、今日、予想外にご多数の方々にご来館いただいたと報告を受け驚いている。
九州に出張中の専務も心配だったらしく電話があったそうだが、報告を耳に「嘘っ!」とびっくりしていたと聞いた。
今、大阪の街は6月1日から実施される駐車禁止摘発問題で持ちきり。国道25号線の林寺地域に在するモータープールの「空き」が今月初め頃から徐々に埋まって行き、今や何処も満車という状況になっている。
一方で、宗教者の皆さんの間でもこの話題で大変のよう。大阪はご命日に檀家さんを回られる慣習があるところから駐車が悩み。「近所にお参りにきています。 ご迷惑ですがしばらくの間・・・」というようなプリントをダッシュボードに置かれている方もあるが、その末文に携帯電話の番号を記載されていることも多 い。
百貨店の配達や宅配会社なども対処に悩んでいる状況にあるが、今回の措置は「葬儀だからちょっとぐらい目を瞑って」なんて社会の暗黙の了解も間違いなく消滅してしまうだろう。なぜなら「平等」を原則として特例を認めると「揉め事」が膨らむ危険性が高いからである。
弊社が加盟している日本トータライフ協会のメンバー各社は、それぞれに大規模な葬儀専門式場を多く有しており、800台や600台という駐車場完備という ところもある。九州や北海道の行動沿いならスペース確保の方法もあるだろうが、東京や大阪の大都市では絶対に無理な世界、限られた範囲内でどのように有効 に活用するかの知恵が求められ、今回のような決断に至った背景がある。
スタッフ達の報告によると、この駐車問題をご来館くださった皆様がご理解されており、歓迎と賛同のお声が多かったそうで嬉しいところだ。
いつも書いている銭湯の話題、2号館は南生野温泉と源ヶ橋温泉とのちょうど中間に在し、どちらにも徒歩で2分という距離である。
そんなところから、式場ご利用のお客様に「銭湯のご案内」や「銭湯セット」も考えたいし、弊社専用の「入湯カード」の作成も進めたいサービス発想だ。
それで心配な問題もある。ご遺族と私が銭湯で会うことになるから。「今日は、どうも」「昨日は、どうも」なんて会話の光景が間違いなく増えるだろうから。
近日中に許可をいただき両方の銭湯の写真を撮影し、私なりのお薦めキーワードを記載した案内状を制作したいと思っている。