2005-09-01
悩んでいます? NO 1259
過日、日本トータライフ協会のメンバー掲示板に、神戸のメンバーに関する事務局長の書き込みがあったが、今日、神戸のメンバーから直接電話があった。
神戸のメンバーが発信するブログ訪問から知っていたが、女性の幹部社員がホールインワンを達成し、記念コンペが開催されるとのこと。「理事長も出席になっていますから」と参加要請。
彼女は弊社スタッフ達との交流もあり、私も何度か無理をお願いした経緯から、何とかスケジュールを調整して出席することにした。
今年の初ラウンド、<空振りしないかな?>と心配する前に<歩けるかな?>が恐怖感。参加することに意義があるなんて思いながら行くつもり。
冒頭の掲示板内容は、それとは別のチャリティ・コンペの開催だった。骨髄バンクの啓蒙を目的とした大規模なもの。開催日が私の塾と重なり出席できないが、第二部の懇親会の席で「愛のプレゼント」が行われるそうで出席しなければならない事情も。
このチャリティ・コンペには協賛出場くださるプロゴルファーの方々が多いそう。その中で誰もが知られる著名な方がおられ、その方にプレゼントを贈りたいということ。
事情を詳しく聴いてみると、このプロの方は昨年に8歳の子供さんを亡くされており、お慰めを目的として、主催者であるメンバーが子供さんの名前で国際星名登録が申請され、その贈呈のキャスティングに私を選んでくれたのである。
何とかして差し上げたいと当日のスケジュールを考えながら頭を悩ませている。塾を終えてから会場までの所用時間を計算するとギリギリ。会食が始まってお酒が入った状況では行うべきではない。
全国から集まってきてくれる塾生のことを考えると心苦しいが、愛と癒しのプレゼントの体験として、マイクロバスをチャーターして同伴するのもひとつの選択?と書いたら叱られるかな?
「そこで会費を払って塾生の皆さんとご一緒に食事は?」という意見もあったが、簡単に進められる話ではない。真剣に考えてみよう。
コンペを主催される側や司会者の立場を慮ると大変だ。「まだか?」と到着を待ち侘びておられる光景が目に浮かぶ。当日の交通事情で左右される問題も難しい。
このプロは、紳士的なゴルファーとして人望が高い。ジャンボと戦った日本マッチプレーも語り草になっているが、あるトーナメントのウイニングパットを入れた瞬間の光景が記憶に残っている。キャディーさんの手を持って高々と称えたのである。
子供さんを亡くされたのは夏、深い悲しみの中で行われた昨秋の日本シニアで優勝された時、テレビを観られていた人達の多くが涙を流されただろう。
この10年ほどあまりゴルフに行かない私だが、彼のような模範的ゴルファーを目指してきた歴史もある。
子供達の世界に「ゴルフの夢を」と行動実践される姿勢にも敬意を表する。そんな人物へのプレゼンターとしてキャスティングされたことは名誉なこと。
コンペは土曜日だが、その週はサントリー・オープンの開催中で、決勝ラウンドに進出されたら奥様が代行でご出席されるそう。
当日の参加者への記念品は名古屋のメンバーが自ら歌ってCD発売されている「野を翔ける千の風」。開催者である社長のポケットマネーだと推察している。